このページではネットワークエンジニアの転職理由についてまとめてみました。
面接時にいざ転職理由を聞かれると詰まってしまったり、なかなかアピールに繋がらなかったり・・・そんな経験はありませんか?
転職理由は面接において最重要項目といってもいいものです。
しっかり戦略を練ってアピールに繋げましょう。
転職理由といっても人それぞれありますよね。
このページではより具体的に「成功するための」転職理由とポイントを紹介します。
ネットワークエンジニアの皆さんの転職活動の助けになれば幸いです。
では早速見ていきましょう。
(あわせて読みたい→SE転職の強みはこう答えよ!絶対受かる厳選6つの回答例)
年収が理由の場合
ネットワークエンジニアに限らず、転職理由において最大のものがコチラ。
・人間関係
・作業内容
・稼働時間
こういった他の待遇に不満はないけど、給料面が不満なので転職します、という人はめちゃくちゃ多いです。
この場合、転職理由を他に求めるのは不自然ですから、正直に話したほうがいいでしょう。
ポイントは、「じゃあなんでそんなに給料がほしいの?」ということです。
ただ無制限にお金が欲しい、という理由だと「じゃあ弊社より給料がいいところあったらまた転職するんだね君は」という不信感を面接官に与えることになりかねません。
もっといえばそんなにお金が欲しいならフリーランスになるなり、別の業種の仕事をすれば?と思う人もいます。
現実問題いくらでもお金が欲しいのは誰でも同じ。
これはネットワークエンジニアだけではありません。
ただしそこは変な印象を与えないようにオブラートにつつむべきです。
こういったのが実は大切な面接テクニック。
このあたりの説明をしっかりせずに失敗する人は実は多いです。
転職理由が思いつかない人へ(年収を上げたいバージョン)
では一体どのような理由がいいのでしょうか?
ぶっちゃけ給料があがればいいだけで上手い理由が思い当たらない・・・という人は多いと思います。
私もそうだったのでよくわかります(笑)
具体例は以下参考にしてみてください。
自分の周りの環境や将来のことを考えてみて上手く志望理由を絡めてみるのがおススメ。
そのうえで採用担当者や第三者が聞いてある程度納得できる転職理由を構築しましょう。
例えば、
・彼女と結婚を考えていて将来のために安心させてあげたい
・出産や進学を控えていて家族を幸せにしたい
・将来的に住宅を購入したいと思っている
・親の介護や老後のために
などですね。
そういった自分の将来こうしたい、という姿があってそれを実現させるために御社に入社したいです、というスタンスがいいでしょう。
もちろんこれだけだとお金しか見ていない人、という印象を与えかねないのでプラスで他の志望理由理由を付け加えることも忘れずに。
(会社の評価制度や社風、作業内容などですね)
ネットワークエンジニアの転職理由の例(年収を上げたいバージョン)
ちょっと例文を作ってみましたので参考にしてみてください。
もちろんこれは一例なので色々組み合わせてオリジナルを完成させてみてくださいね。
・実は現在付き合っている彼女がいまして、来年●●月に結婚予定です。
一家の大黒柱となるにあたり、少しでも家計を安定されることができるようにと今回転職活動を行っています。
御社では▲▲という正当に頑張りを評価していただける制度があるとお伺いしたのが、今回の志望動機です。
・実は前職は年収●●万円で、相場と比較しても待遇面はあまりよくありませんでした。
もちろん年収が全てではありませんが、将来のことを考えると不安はぬぐえず転職活動をさせていただいている次第です。
御社は実力をしっかり評価していただける制度や福利構成の充実など、社員を非常に大事にしていらっしゃるとお伺いしました。
そのような企業で一生懸命働き、貢献したいと思い今回志望させていただきました。
スキルアップをしたい場合
ネットワークエンジニアの場合、スキルアップというのは最も重要視する方が多いポイントです。
単純に運用監視しかできないとか、構築や設計業務に携われないとかそんな話ですね。
こういったケースはインフラエンジニアの業界ではあるあるです。
これは本人の問題というよりは所属している会社の問題であることがほとんど。
そしてそれは転職でしか解決できないわけです。
ですので、このあたりは面接時に率直に伝えるべきでしょう。
スキルアップが理由の場合、転職理由に困るという人はあまりいないと思いますので例文は割愛しておきます。
スキルアップしたいネットワークエンジニアへの一言アドバイス
一点気をつけるポイントがあります。
スキルアップしたいという転職理由の人はきっちりと自分のスキルを説明できるようにしましょう。
そしてしっかり勉強をしましょう。
「実は前職が悪いのでなく、スキルが低いから他の作業を任せられないのでは・・・?」
と面接官に思われたら最悪です。
もちろん若手の場合、未経験な領域やカバーできていない知識も多いと思います。
ただし最低限自分の経験した作業は誰よりも詳しく説明できるように準備しましょう。
また、●●の勉強をしています、とより具体的な形で面接時にアピールすることも重要です。
このあたりに懸念を抱かせてしまうようでは、面接としては大失敗となりますので細心の注意を払うようにしましょう。
残業や労働環境が理由の場合
ネットワークエンジニアに限らず、残業や労働環境がひどいからとにかく辞めたい、
今の職場から脱出したい、という転職理由は大変多いものです。
こういった方が気をつけないければならない点は一点。
「今の職場の愚痴にならないように気をつける」
これだけです。
ネットワークエンジニアやインフラエンジニアが働く現場は、中には本当にひどい環境の企業も多いです。
IT業界で働く人間であればそんなことは分かっています。
面接の時にそういった話をすることは同情を買っているようにも見えますし、あまり気分のいいものではありません。
この手の話は相手に対してネガティブな印象しか与えませんので言い方に細心の注意を払う必要があります。
とはいえ前職の現場のことを突っ込まれたり、志望理由において大きな割合を占めている場合は
説明せざるを得ませんよね。
そんなときには「あくまでもポジティブ」に話をしましょう。
職場の説明についての一言アドバイス
残業や労働環境など前職がひどかった人の具体的な説明方法はこんな感じです。
・効率よく作業する能力が身についた
・メンバーとのコミュニケーション力がアップした
・納期の大切さを実感できた
・プロジェクト運営の大切さや大変さを実感した
・マネジメント能力が身についた
・体調管理や自己管理能力が鍛えられた
などですね。
大変なプロジェクトで辛かった、大変だった、だけでなく
過酷な現場からどういった学びがあったかを説明するほうが大切です。
ぶっちゃけ炎上しているプロジェクトだとどれも学べそうな気はしますのでお好みでいいと思います(笑)
悪い例としては、
・残業が多くて、辛いから~
・開発環境が古くて~
・社内にITリテラシーが高い人がいなくて~
という愚痴パターンです。
もちろん前職に対していいイメージがないと悪くいいたくなるのも理解できます。
私の大変さをわかってよアピールをいれたくなる人もいるでしょう。
ただしこれは絶対NGです。
これをいった瞬間面接終了と思うくらいの覚悟で臨みましょう(笑)
転職理由が思いつかない人へ(前職がひどかったバージョン)
前職がひどかったこと自体を転職理由にするのはあまりおススメできませんが、
本当に残業がひどい環境であれば以下のような理由がいいでしょう。
・家族との時間が全くとれないため
・過度な残業により体調を崩してパフォーマンスが発揮できない
恐れがあったため
・プライベートの時間が全く確保できなくいなってしまいったため
などなど。
ただし基本的には「年収アップ」「スキルアップ」をメインの転職理由とすべきです。
「ただ前職が嫌だったから転職する」という印象を与えないようにしましょう。
人間関係が理由の場合
人間関係が嫌で転職する、というのはネットワークエンジニアに限らず多いケースです。
ただし人間関係は非常にセンシティブな問題です。
パワハラ、セクハラ、いじめなど色々なパターンがあります。
また、それが顕在化していないケースや当人以外にしか理解できないような事情もあります。
そしてそれがどこまで重要性があるかを第三者に理解してもらうことは大変困難を伴います。
どんなに一生懸命説明しても採用担当者からすると「そんな理由で転職?」「入社しても何か問題起こすのでは?」とネガティブにとられてしまうことが多いのがこの問題のやっかいなところです。
ですので、結論としては「人間関係が理由の転職の場合いわないほうがいい」ということになります。
どうしても言いたい、という方以外は別の理由を重点的に説明するほうがいいでしょう。
最後は熱意
ネットワークエンジニアで転職を考えている皆さんへ。
精神論になってしまいますが、最後は熱意です。
例えば本当に年収を上げたいとします。
強い気持ちがあれば転職を成功するためにありとあらゆる行動をすると思います。
面接時の転職理由や志望動機を徹底的に考えるのもその一つです。
ただし、これって結構頭使うし面倒くさいですよね。
私も面接時の経歴書を書いたり履歴書の写真を撮ったりするのすら面倒くさがるタイプなので
よくわかります(笑)
でも大丈夫です。このページを参考にしてみてください。
自分のキャリアを振り返って転職理由をまとみてみるだけで結構それっぽい形になるものです。
時間は1時間とか2時間で充分それらしくなると思います。
あとは面接時の熱意だったり気合だったり笑顔だったりで何とかなるものです。
幸運を祈ります!
転職に成功するために!転職エージェントを使うことを忘れずに!
エンジニア面接に使える逆質問についてまとめてみました。
退職のターゲット日が確定したら早速転職活動をしましょう。
転職の手法としては、転職サイト登録と転職エージェントを使う2パターンあるのですのが、転職エージェント利用が断然おススメです。
理由はいくつかあります。
転職サイトの場合登録してポチポチして活動が楽に見える反面、
・実は面接にいったら客先に派遣される会社だった
・合格でたものの結局年収アップしなかった
・常に大量募集している企業がある
・隠れブラック企業だった
・入社前と入社後で言っている事が違う
など結構地雷企業が潜んでいて、なおかつそれを見分けるのが難しいです。
(求人サイトには企業のいい面しか載せないのは常套手段ですから)
なるほどね。
年収アップや転職失敗のリスクを考えたら結局エージェントを使うのが効率的なんだよね。
勉強になります。
その点、転職エージェントは
・きちんと企業を把握した営業担当から説明を聞ける
・年収アップの交渉を任せられる
・自分の希望を伝えマッチした企業の紹介が受けれる
というメリットがあります。
ということで効率的に転職活動を進めるなら転職エージェントがおススメです。
当サイトおススメの転職エージェントもご紹介しておきますので、まずは登録して転職活動をスタートさせよう!
まずは登録して相談だね。自分にあったエージェントを見つけよう。
は~い。