このページではSE辞めたいエンジニア向けに「すぐに転職したほうがいい理由」をまとめてみました。
特にリーダーの場合、転職する際に葛藤があったりするもの。
しかし自分の人生は自分で決断しなくてはいけません。
辛いだけのリーダー業務よりも、自分のモチベーションが上がる職場で働くべきなのは間違いありません。
あなたが転職活動を行うきっかけになれば幸いです。
では早速見ていきましょう。
リーダーを強制させられて転職する人は結構多いよね。
リーダーが嫌で辞めるSEは多い?
実はリーダー業務が嫌、というエンジニアは結構います。
これにはいくつか理由があります。
いつくかポイントをまとめてみました。
また、それに伴い転職したほうがいい理由もあわせて追加しておきましたので
参考にしてみてください。
・プロジェクトの責任をかぶせられるから
・プログラミングよりも調整業務が多くなる
・人間関係に疲れる
・その割に給与が高くないから
あなたはどうかな?参考にしてみてね。
リーダーはプロジェクトの責任をかぶせられるから
まずはこれが一番大きいです。
PMやPLの経験をするとわかるのですが、想像以上にプレッシャーがかかります。
考えなくてはいけないことは山ほどありますし、毎日気が休まる暇がありません。
真面目なエンジニアほど負担がめちゃくちゃでかいんです。
こういった責任のある立場を楽しめるような性格であればいいのですが、
人間には向き不向きというものがあります。
罵声が飛び交うような現場もあるしね・・。
精神的に強くないSEの場合、大きな負荷がかかることはいうまでもありません。
また、プロジェクトが佳境に入ったり炎上していたりすると当然稼働時間も上がってしまいます。
精神&肉体的に追い詰められることも多く、鬱になったり急に出社できなくなるパターンもあります。
それだけではありません。
・そもそもプロジェクトが破綻している
・モンスタークライアント
・予算がない
・リソースがない
・SEが使えない
など、そもそも一人の力ではいかんともしがたいような現場も結構あります。
こういった環境でリーダー業務をするしんどさは尋常ではありません。
「きつい現場でリーダーさせられるのであれば辞めるよ」といって転職するSEが多いのも納得がいきます。
それを楽しめる人だったらいいんだけどね。
(あわせて読みたい→炎上プロジェクトは退職して逃げよ!賢いSEに送る6つのアドバイス)
転職したほうがいい理由と背景
一定の経験があると強制的にリーダーポディションやPMポディションにアサインされる企業は多いです。
Sierや大手ベンダー、大手企業は時にその傾向が強いです。
また、会社から言われたら拒否するというのは難しいので嫌でもそういった上流ポディションで任務を全うしなくてはいけません。
ちなみに今後、年齢が高くなればなるほどその傾向が強くなるのはいうまでもありません。
ということで、できれば早めの転職をおススメしておきます。
同業他社の場合、同じような運命をたどることになる可能性もありますので、
ベンチャーや中小など自分の意向がある程度反映される企業か、あるいはフリーランスとして独立するというのもアリです。
なので転職は早いほうがいいわけですな。
リーダーはプログラミングよりも調整業務が多くなる
エンジニアの中には「プログラミングがしたくてSEになった」という人も多いです。
そんな中で調整業務や管理業務、クライアントとの折衝に時間を使うのは非常に消耗します。
もちろんSEの仕事の業務領域なのは理解しているのですが、
「これがやりたかったわけじゃない」感がすごいんですよね。
人間ってやりたいことは一心不乱にできる一方で、やりたくないことをやっていると
時間が無限に長く感じられるもの。
自分がやりたいことをやって楽しく働くために転職する、というのは非常に有意義な理由だと思います。
開発が好きでSEになった!という人は多いよね。
(あわせて読みたい→上流工程やりたくないエンジニアはフリーランスになり稼ぐべし!)
転職したほうがいい理由と背景
このような環境で我慢していると「プログラミングができないSE」の出来上がりです。
もちろん今の会社で一生働くつもりで、かつ仕事内容に我慢できるのあればそれで問題はありません。
ただし今後のキャリアアップや転職市場での価値を考えると、
・年齢が高くなる
・プログラミングから遠ざかる
というのはデメリットでしかありません。
もちろんマネジメントの経験やスキルも大事なのですが、
それ以上に開発ができないことはエンジニアとしての市場価値が下がってしまうということを認識しておきましょう。
市場価値が下がらないうちに転職すべし。
リーダー業務は人間関係に気をつかうし疲れる
大きなプロジェクトですと、それこそ何十人や百人単位で人間と関わることがあります。
「人間大好き」「お話大好き」
というようなポジティブ思考キャラであれば全く問題がないのですが、SEの場合どちらかというとそういうキャラは少ないです。
私もそうなのですがどちらかというと
・たくさんの人と関わると疲弊してしまう
・そこまで人と会話してくてもOK
・仕事上、必要最低限のコミュニケーションがとれればいい
というエンジニアも多いはず。
まさに私。
こういった人がリーダーなりPLなりをやると本当に疲れるんですね。
たくさんの人がいると
・何故かこちらに敵意を持った人
・必要以上にコミュニケーションをとりたがる人
・同じミスを何度もする人
・真面目に働かない人
・パフォーマンスがめちゃくちゃ低い人
など様々な人に出会います。
これだけでもはや疲れるのですが、マネージメントはこういった問題に対して改善のための施策をするのが仕事。
そしてそれにはコミュニケーションが必須となってきます。
ということでどんどん疲弊していくわけですね・・・
やっぱり適性があるんだね・・・。
(あわせて読みたい→客先常駐は人間関係が悪い!相談相手がいない!疎外感を感じるSEへ)
転職したほうがいい理由と背景
人間関係に疲れた場合、転職がおススメ。
全てリセットできますし、気分を新たに働くことができます。
一番のおススメは常駐型のフリーランスエンジニアになること。
現場が変わるごとに人間関係もリセットできますし、嫌な現場であれば契約の更新をしなければいいわけです。
こういった人間関係に疲れる繊細なタイプは圧倒的にフリーランスになる割合が高いのは
こういった背景があります。
初心者向けフリーランスエージェントはここを見てみてね。
リーダー職の割に給与が高くないから
やはりこの問題が大きいです。
「あ~会社辞めたい」と思っていても「年収倍にするよ」と言われたらほとんどのSEが頑張って働くのではないでしょうか?(笑)
問題なのは責任感や作業量の割に、メンバーと給与がそこまで変わらないこと。
はっきりいって今は転職市場なので、わざわざ辛い仕事でリーダー職などやる必要はありません。
いい条件で転職できる企業はたくさんあります。
自分のスキルに自信があってキャリアアップしたい人には天国のような状況です。
にも関わらず転職活動をしない人というのは結局怠けているだけ、といってもいいくらいです。
(あわせて読みたい→客先常駐しているSEの年収と給料はどれくらい?やっぱり負け組?)
リーダーを辞めて好条件で転職するには?
さて、ではリーダー職を辞めて高条件で転職するにはどういった企業が好ましいのでしょうか?
・自社開発
・ベンチャー企業
・中小企業
・社内SE
・フリーランス
このあたりをキーワードに企業を探してみるといいでしょう。
特にベンチャーや中小企業は「リーダー嫌です」「●●の開発がしたいです」など、自分の希望を伝えると
結構融通きく企業が多いのでねらい目です。
ふむふむ。
転職に成功するために!転職エージェントを使うことを忘れずに!
退職のターゲット日が確定したら早速転職活動をしましょう。
転職サイト登録と転職エージェントを使う2パターンあるのですが、必ず転職エージェントを使うようにしましょう。
転職サイトの場合サイトから登録しポチポチして活動ができるので楽に見える反面、
・実は面接にいったら客先に派遣される会社だった
・内定がでたものの結局年収アップしなかった
・常に大量募集している企業がある
・隠れブラック企業だった
・入社前と入社後で言っている事が違う
・会社の雰囲気と全く合わなかった
・開発言語や手法が自分の好みにあわない
など手軽に見える反面大きなリスクを伴います。
その点、転職エージェントは
- 社風や現場の雰囲気を知るエージェントから企業の情報をもらえる
- 年収アップの交渉をしてもらえる
- 非公開求人など優良企業の紹介を多数受けられる
- キャリアアップの相談ができる
など大きなメリットがあります。
入社後のアンマッチやトラブルを避けるためにもあれば必ず転職エージェントを使うほうがおススメです。
実は転職エージェントを使ったほうがはるかに効率的なんだ。
当サイトおススメの転職エージェントも紹介しておきますね。早速相談してみよう!