このページではエンジニアが半年で転職するのはありかどうかという点についてお話していきます。
- 短期の在籍で転職しようと考えている
- 転職理由がうまくみつからない
- 面接の際に説明できるか不安だ
こういった方向けの記事です。
著者は業界歴20年で元面接官の経験もあります。
採用側目線でアドバイスできればと思っておりますので是非参考にしてみてください。
ちなみにすぐ転職して年収を上げたいんだけどおススメの会社はある?
・・・わがままだなあ。
レバテックキャリア
という転職エージェントがめちゃおススメ。年収アップの実績がマジすごい(100万円~300万円)あとは客先常駐SEからの転職も経験豊富でバッチリ対策してくれます。まずは相談してみよう。
当サイトおススメの転職エージェントはこちら!自分のタイプにあったエージェントに相談しよう。これで客先常駐SEともおさらばだ!
【結論】理由次第では全然あり
まずは結論から。
エンジニアが半年で転職するのは理由次第ではありです。
もちろん短期の転職を繰り返してしまうのは理由を問わず印象が悪いのでできるだけ避けるようにしましょう。
ただし一社or二社くらいであれば短期の転職があったとしてもそこまで大きなマイナス要素にはなりませんし、スキルや熱意などの
他の要因で充分リカバリーすることは可能です。
どういった理由ならいいの?
ではどういった理由ならば短期転職でも容認されるのでしょうか?
それは簡単です。
客観点にみて本人のワガママでなく仕方がない理由であればOKです。
例えば
- 職場でのパワハラ
- 過度の残業を強制される
- 家庭の事情
- 会社の経営悪化
- 入社前との相違点がある
などが典型的な例でしょうか。
また、うつ病やメンタル面の問題もある意味仕方がない理由としてあげられるでしょう。
とにかく本人のワガママでの転職は面談時の印象が悪いので覚えておきましょう。
エンジニアは転職回数が多めの業種
エンジニアという職業は転職回数が他業種に比べて多いという面もあります。
それは過度な残業を強制したりエンジニアをモノ扱いしたりという劣悪な企業が多いというのが背景としてあります。
そのため比較的短期の転職や転職回数が多くとも容認される文化にあると言えるでしょう。
とはいっても限度があります。
経歴書がキレイにこしたことはありませんので、そのあたりはしっかりと意識すべきです。
同じような過ちを繰り返さないようにしっかりと転職先の企業の情報を集める必要があります。
また、過去の転職に自分の責任や改善すべき点がなかったのかということも反省して転職活動に臨みましょう。
懸念するのは自社で長く働いてくれるか?という点
採用する企業側の考え方は実にシンプルです。
それはこのエンジニアは自社で長く働いてくれるのか?という点につきます。
ですのであなたがどういった理由で転職するにせよ御社でずっと働きたいですということをアピールし安心させてあげる必要があります。
転職者は面接しにきているんだからそんなこと言わなくともわかっているでしょと思いがちですが
残念ながら採用面接官はそうは思っていません。
どちらからというとリスクを恐れるため大丈夫かな?というネガティブな感情で転職者を見ていることが多いですし、そういった仕事なのです。
そういった企業の面接官の感情を理解することが転職成功の秘訣です。
短期転職者は自分が何をしたいかを明確にすること
エンジニアの転職を成功させるためには自分が何をしたいのかということを明確にすることが最も大切です。
面接官の立場で様々な人とお話する機会がありますがこの点があやふやな方が大変多いのです。
確かに転職者の立場になるとこれは理解できます。
人は少しでもいい環境で働きたくて転職するものです。
ではいい環境って何?と言われると人それぞれ答えが違いますしそこまで明確な優先順位を持っていることは少ないと思います。
これは異性の好みにも似ているかもしれません。
こんな人がいいなと思っていてもじゃあ優先順位って何?と言われるとつまってしまいますよね?
もちろん芸能人並みの容姿で自分の事を好きでいてくれて性格がよくて・・・と理想をいえば無限にでてくると思いますがこれは現実的ではありませんよね(笑)
エンジニア転職の場合ですと
- 年収
- 人間関係
- 開発環境
- 将来性
- 企業の規模や福利厚生
このあたりがポイントになると思います。
大事なのは転職の理由を明確にし、面接官にしっかりと伝えることです。
これが志望動機や熱意となって採用可否の大きく影響するからです。
これをしっかりと掘り下げて自分で何故そうしたいのか?という事を自問自答しましょう。
それを行うことで様々な質問がきた際にスムーズに回答できますし、面接官に対する説得力も全く違ったものに
なってくるからです。
年収アップも充分な志望動機になる
転職者で最も多い理由が年収アップです。
もちろん年収アップも十分な志望動機になります。
ここで気をつけたいのが
- 何故年収アップをしたいのか
- そのために自分はどういった努力をしているのか
という二点です。
何故年収アップをしたいのかというのは中々難しいかもしれませんが少し考えてみてください。
家族のため、自分の人生設計のためなどより具体的な理由にまで落とし込めるとベターです。
そのために自分はどういった努力をしているかという点は非常に重要です。
ただお金が欲しいです~でも何もしていませんという人はたまにいるですがお話になりません。
年収アップを志望動機にしている場合は必ず資格取得など勉強する姿勢を打ち出さないと非常に悪印象になってしまうので
気をつけてください。
キャリアを作るのは自分という意識を強くもとう
最後に転職にあたっての大事なポイントを一つお伝えしておきます。
キャリアを作るのは自分自身があるということです。
元面接官から言わせてもらうと一社二社であれば問題ありませんが、
それ以上の短期転職を繰り返すとどんどん転職の難易度が高くなります。
また、年齢が上がるにしたがって転職が厳しくなっていくのがIT業界です。最も悪いのが場当たり的な転職です。
若いうちはいいのですが将来のことを考えると間違いなく後悔することになります。
ですので5年後10年後といった将来の事を考えしっかりと転職先を見定めキャリアを作っていくというのが転職活動の王道です。
若手の内はそこまで考える方が少ないのですがこれは本当に大事です。
そのためにはできる限り多くの企業の面接を受け情報を集めることも重要です。
その中で自分にあった会社で長期的に働けることが理想といえるでしょう。
まとめ
エンジニアが半年で転職するのはありかどうかという点と転職に関する考え方についてお話してみました。
短期転職の考え方や転職のポイントなど元面接官という立場からレクチャーさせていただいたので参考にしていただける部分も多いのではないでしょうか。
また、転職活動は転職エージェントを利用したほうがぐっと効率がよくなります。
著者のおススメのエージェントも紹介していきますので是非登録して活動をスタートしてみてください。
あなたのエンジニアライフが豊かになるようにお祈りしております。