このページではフリーランスエージェントの選び方についてお話をしていきます。
都内でだけでも数多くのフリーランスエージェントが存在します。
また、数人で運営されている小規模な企業から資本金が数億円の企業まで、事業規模もまちまちです。
「どの企業に依頼すればいいかわからない」「違いがわからない」という方も大変多いです。
そんな方向けに、エージェント選びの方法について重要なポイントをまとめてみました。
是非参考にしてみてください。
初心者向けにエージェント選びの基礎の基礎をまとめたよ。参考にしてみてね。
Contents
- 1 フリーランスエージェント選びがうまくいけばフリー生活は安泰である
- 2 フリーランスエージェントのネット上の評判はあてになる?
- 3 そもそもフリーランスエージェントを使うメリットとは!?
- 4 フリーランスエージェント選びを間違えるとこんなことになる!
- 5 どうやって選ぶ?フリーランスエージェントの選び方と特徴を知るべし!
- 6 知らないと損する!フリーランスエージェントとの付き合い方
- 7 フリーランスエージェントへの登録の仕方と流れについて
- 8 面談~案件に参画するまでの流れを知ろう
- 9 失敗しないための!?フリーランスエンジニアが案件を探す際のポイントを知ろう
- 10 おすすめはココだ!エージェントを上手く活用して賢く稼ごう
フリーランスエージェント選びがうまくいけばフリー生活は安泰である
まずフリーランスエンジニアが大事なのは「きちんと仕事をもらい生活できること」
であるのは間違いありません。
どれだけ理想が高くとも生活基盤を構築できないことには、それを実現することは困難でしょう。
常駐型のフリーランスエンジニアにとっては、フリーランスエージェント選びが大きなキーポイントになるのは間違いありません。
どんなに優秀なエンジニアであっても自分一人で営業するには限界がありますよね?
逆にいえばぐうたらなエンジニアさんであっても優秀なエージェントと付き合いがあればそれだけで半ば成功を手に入れたようなものです。
大げさに思いますか?
そんなことはありません。
実際問題として、常駐型のフリーランスエンジニアはエージェントによって大きく年収が左右する、という現実があるのです。
フリーランスエージェントのネット上の評判はあてになる?
フリーランスエージェントを選ぶときってどのように決める事が多いでしょうか?
知人からの紹介ということもあると思いますが、ほとんどがネットで情報を集めるかたが多いでしょう。
例えば「Java フリーランス」など自分のスキルに関連する検索をし、出てきた企業の中から、ネット上の評判を調べて、そこまで悪評判が高くないところにエントリーという流れが一般的かと思います。
さて、少し思うのですがネット上の評判ってあてになるのでしょうか?
結論からいうと、あてになりません。
もちろん数多くあるエージェントの中には対応に問題ある企業があるのも事実です。
ネットの評判はいい加減なものが多いので自分で信頼できる会社を探すこと。
ただし、ほとんどの場合トラブルの原因を作っているのはエンジニアです。
そして残念ながらトラブルを起こすエンジニアというのは一部で、その方たちが複数回起こしているというのが現実です。
自分でトラブルを起こしておきながらエージェントのせいにし(もちろんエージェントの対応が悪い企業がないとはいいませんが)
ネットで悪評を振りまく、という構図になっているので基本的にはネット上の評判はあてにならないといっていいでしょう。
打ち合わせをすればフィーリングでわかる部分も多いよね。
(あわせて読みたい→※フリーランスエージェントの評判を知りたい!2chはあてになるの?)
そもそもフリーランスエージェントを使うメリットとは!?
フリーランスエージェントってたくさんありますよね。
常駐型フリーランスエンジニアはフリーランスエージェントに登録するには必須と言われております。
しかしそもそもフリーランスエージェントを使うメリットってどこにあるのでしょうか?
働きたい企業があればHPから自分の経歴書なりを送って働けばよくないかい?と思う人もいると思います。
というかそれが独立したSEとしてはあるべき姿かもしれません。
しかし誰もがそういった方法をとっていません。
それは何故でしょうか?
それはフリーランスエージェントを使うことで数えきれないメリットがあるからです。
ということでフリーランスエージェントを利用するメリットについておさらいしておきましょう。
(あわせて読みたい→フリーランスエンジニアのメリット11つと6つの疑問。ぶっちゃけトーク)
フリーランスエージェントを使うメリット①個人では口座が開けないクライアントに参画できる
ご存じない方も多いですがこれも大きなメリットです。
大手企業や上場企業の場合、個人事業主やフリーランスと口座を新規で開けないことが多いです。
その理由は信用度の問題です。
どこの誰だかわからない個人と口座を開き、何かトラブルがあった場合大変です。
これはセキュリティー面やその他で大きな損害賠償になった場合のリスク対策でもありますね。
個人では大きな訴訟になった時に支払い能力もありませんし、結局企業側がリスクを受け持つことになってしまうからです。
個人は信頼ないよね~仕方ないけど。
ですの業務委託フリーランスとしてや活動していると、「どこかの会社の所属として出向してください」「個人とは契約できないんですよ」
などと言われることも多々あります。
(特に昨今厳しくなっている印象はあります)
ということでフリーランスエージェントから紹介されている案件は実は「個人では参画できない現場」であることもかなり多いです。
フリーランスエージェントの場合は、
・法人格である
・企業として口座がある
・取引実績がある
・トラブルになった時に責任を負う
などという条件があるので受け入れている、という訳ですね。
このあたりは大きなメリットなので、知識として知っておくといいでしょう。
意外と知られてないんだよね。
フリーランスエージェントを使うメリット②スピード感のある案件の紹介が可能になる
フリーランスエージェントを使う大きなメリットとしてスピード感が上げられます。
それを可能にしているのが「案件の豊富さ」と「独自のネットワーク」です。
案件の豊富さについては全てに上項で説明させていただいた通りです。
もう一つが独自のネットワークです。
エージェント同士の繋がりはすごい。
エージェントは同業他社で様々な情報をやりとりしています。
自社の直接のクライアントだけでなく、他者のクライアントや懇意にしている営業のクライアントなど。
こういった独自のルートがより幅広い数の案件紹介を可能しているわけです。
企業にもよりますが同業他社との付き合いが1000社を超える場合も少なくありません。
業務委託で常駐型のフリーランスにとっては大きなメリットといえるでしょう。
エンジニアにとってはめっちゃありがたいよね。
フリーランスエージェントを使うメリット③エージェントが仲介することでスムーズになる
エージェントを通すことによりエンジニアは業務に集中することができます。
それは契約手続きについてもそうですが、入場後にも同じことがいえます。
具体例をいくつかあげてみましょう。
・単価交渉
・チーム移動の打診
・トラブル
・契約更新確認
などなど。
実は入場後もエンジニアにとっては面倒くさいことが結構多いのです。
そういった部分をエージェントが仲介することによってすべて代理で処理してくれます。
業務委託エンジニアで常駐している場合、なるべく自分の負荷を減らしたいものです。
技術者は自分の営業担当とのみやりとりをすればいいわけですから、大分楽になります。
こういった点もエージェントをつき合うメリットといえます。
フリーランスエージェントを使うメリット④スキルや予算のアンマッチが少ない
エージェントから紹介される案件はスキルや予算面のアンマッチが少なく正確で確度が高いこともメリットです。
エージェントのHPなどで扱われている「案件概要」をご覧になったことはあるでしょうか?
案件について細かい情報が載っています。
これはエージェントがクライアントと打ち合わせを行い、情報をまとめたものです。
その際に
・スキル感
・予算感
・求めている人物像
などヒアリングしています。
そういった努力により、よりマッチングの精度を高めることができます。
ですのでエージェントが紹介する案件は入場後「こんなはずじゃなかった」というケースは少ない訳です。
常駐型でもかなり詳しい情報をもらえるよ。
一方、人脈や知り合い経由の場合はどうでしょうか。
著者の経験だと「知り合いからの紹介」ほどあてにならないものはありません。
話を聞きに行ったものの、
・作業内容とスキルのアンマッチ
・予算や単価感があわない
・期間が短いなど一時的な助っ人
・炎上している
・面接したものの結局案件がなくなった
というようにきちんとクライアントとのフィックスができていないケースが多々あります。
めっちゃ経験済です(涙)
エージェントはそういったことがあると責任問題ですし、自社にとって無駄な工数がかかるのできちんとヒアリングし、「確かな情報」だけ案件化するわけです。
技術者にとってどちらがメリットがあるかはいうまでもありません。
エージェントを使ったほうがずっと効率的、ということね。
フリーランスエージェントを使うメリット➄圧倒的な案件数!
フリーランスエンジニアがエージェントを使うメリットとしてまず案件の多さが上げられます。
もちろん個人の人脈やツテを頼りに現場を探すこともできなくはありません。
ただし、両社を比較した場合「案件の数」が全く違ってきます。
個人事業主として独立し業務委託で仕事をする場合、「自分で業務を選ぶ」ということができるのは大きなメリットです。
・開発言語
・作業工程
・勤務地
・期間
・単価
などなど。
たくさんの案件の中から仕事を選ぶことにより「より自分の希望に近い案件」
に巡り合うことができるのはいうまでもありません。
フリーランスエージェントは膨大な数の案件を保有しています。
自分の希望を伝えその中からよりマッチした案件だけエントリーすることが可能になってきます。
ふむふむ。
個人で案件を探すのは限界があるもんね。
また、案件の数が多いことによるメリットは他にもあります。
業務委託エンジニアにとって、常駐型にしろ在宅型にせよ仕事があってナンボです。
いずれの場合にせよ仕事がないと収入は0です。
何より怖いのがプロジェクトの空白期間があいてしまうことなのはご理解いただけるでしょう。
これが一番怖いよね。
たくさんの案件を保有しているエージェントと付き合うことにより、間が空いてしまいその間に収入がない、というよう状態を避けることができるのです。
フリーランスエージェントもそのあたりは百も承知ですから、なるべく間が空かないように配慮し、スピーディーに動いてくれます。
(個人的な実感では人脈や知り合いの場合そのあたりのこちらの事情までは
配慮しれくれないことが多いです)
ということでとにかく案件が多いというのは業務委託のフリーランスエンジニアにとってメリットだらけなのは間違いありません。
フリーランスエージェント選びを間違えるとこんなことになる!
フリーランスエージェント選びで収入が変わるのはわかった。
でもダメなエージェント、悪いエージェントと付き合うとどうなるの・・・?
という点も気になりますよね。
簡単にまとめたので参考にしてみてください。
ダメなフリーランスエージェント①トラブルの際に役に立たない
常駐型フリーランスで切っても切り離せないのがトラブルです。
・稼働が高い
・プロジェクトに問題がある
・タスクが重すぎる
・人間関係や環境面
など、現場ではエンジニア自身ではどうしようもない問題も発生します。
こういった際の交渉力や調整力、というのはエージェントや営業によって
大きく異なります。
本来味方であるべきエージェントがまともに動かずエンジニアが泣きを見る、
なんてこともこの業界は多々ありますので気をつけましょう。
ダメなフリーランスエージェント②案件が少ない
これは深刻な問題です。
エージェントの案件数=クライアントの数、営業のコネクション
といってもいいでしょう。
なのでダメなエージェントや営業は本当にダメです。
雑魚のエージェントと付き合うと百害あって一利なし。
もちろん「自分のスキルにあったエージェントと付き合う」
という大前提はあります。
ただしこういったエージェントは事前にはなかなかわかりにくいものです。
ですのでそのリスクヘッジとして、複数エージェントと付き合う、という選択がでてきます。
ダメなフリーランスエージェント③単価が安い
これも大きな問題です。
同じ案件でもエージェントによってマージンが異なるため、エンジニアの単価が異なります。
これを回避するためには「商流の深い案件を避ける」「他者で同じ案件が出回ってないかチェックする」
などいう方法があります。
このあたりは経験なのですが、複数エージェントと付き合い条件をチェックするのが
最も無難な方法かもしれません。
どうやって選ぶ?フリーランスエージェントの選び方と特徴を知るべし!
次にフリーランスエージェントの選び方と特徴について説明しようと思います。
巷には非常に多くのSES企業が溢れています。
現役を引退後ほそぼそと人材紹介をしている企業から資本金数億円の企業まで
まさに星の数ほど会社がありどのように選べばいいか迷ってしまうかたがほとんどです。
そんなITエンジニアのためにいくかチェックポイントをまとめました。
一番大事!自分のスキルにあったフリーランスエージェントに案件の紹介を受けることを忘れずに
上記したように、フリーランスエージェントは事業規模から案件数まで組織によって全くことなります。
そんな中で何を基準に選んだらいいのでしょうか?
まず真っ先に優先しないといけないのが、「自分のスキルにあったエージェントを選ぶ」ということです。
エージェントは企業ごとに「強い領域」を持っています。
ごくごく簡単に説明すると以下のようなイメージになります。
・企業A(古参エージェント)・・・COBOL案件に強い
・企業B(古参エージェント)・・・組み込み系案件に強い
・企業C(新興エージェント)・・・ゲーム系に強い
・企業D(新興エージェント)・・・メガベンチャーやWeb系に強い
・企業E(中堅エージェント)・・・インフラ系に強い
・企業F(中堅エージェント)・・・特定のメーカ案件に強い
・企業G(中堅エージェント)・・・Web系とインフラ系案件に強い
・企業H(コンサル系エージェント)・・・コンサルやPM案件に強い
エージェントによって全然特徴が違うんだ?
うん。これはあくまでも例だけどね。
もちろん全ての企業に明確な色付けがなされている訳ではありませんが、
フリーランスエージェントごとの特徴というのは必ず存在します。
このあたりは各社のWEBサイトや掲載されている案件などを確認すると特徴がつかめてきます。
自分の得意領域でないフリーランスエージェントに案件探しを依頼した場合、多くの場合
案件の紹介数が少ない、単価が安いなど満足のいかない結果になります。
ということでまずは「スキルにあったエージェントを選ぶ」ことが最重要だということを認識しておきましょう。
分かりやすく言うと、ディレクターの人が汎用機に強いエージェントに案件依頼してもダメってことですね
収入に直結する!商流が浅い案件を選ぶべし
次に大事なのは商流が浅い案件を選ぶ、ということです。
商流については上述させていただきましたのでそちらを参考にしていただければと思います。
これは「スキルにあったフリーランスエージェントを選ぶ」でご説明した内容と関連する部分でもあります。
要するに得意でない領域の案件を依頼すると商流が深くなりがち、ということです。
このあたりは説明を割愛しますが、まずは「自分のスキルにあったエージェント」で「商流が浅い案件を選ぶ」と念頭に置いておきましょう。
なお、商流については案件紹介時の案件概要に記載があるケースがほとんどです。
※印をつけた部分ですね。
(案件概要の例)
【案件内容】大手メーカー通販サイト開発
【必要スキル】Java/Javascipt(5年以上)各種フレームワーク/基本設計から対応できること
【作業工程】基本設計~テストまで
【勤務地】品川
【期間】即日~長期
【月額単価】65万円~70万円(スキル見合い)
※【面談回数】一回(弊社同席)
※【商流】大手メーカ→弊社
【勤務時間】10:00-19;00
上記の例の場合だとエージェント(弊社と記載がある部分)が同席なので商流が浅い、ということになります。
逆に面談回数が多かったり、商流が不透明な場合は商流が浅い、と思っていればいいと思います。
このあたりは営業にどんどん聞いてみましょう
フリーランスエージェントに複数登録を行い、月額単価と案件数を比較しよう
さて、自分にあったフリーランスエージェントの候補の目星をつけたら、まずは一社でなく複数登録してみましょう。
そして紹介される案件と単価と案件数を比較してみましょう。
複数登録するメリットとしては企業と営業の比較ができることです。
もちろん一社に対し全面的に任せる、というやり方も悪くはありません。
ただしその場合他社との比較ができません。
営業によって非常にフットワークがよかったり悪かったりしますので、複数登録することによって長期的に付き合える優秀な営業を探すというメリットもあります。
何よりも複数登録するほうが案件の紹介数も増えますし、効率がいいのは間違いありません。
とはいえあまりにも多くの企業に登録するとさばききれなかったり、対応しきれなくなり迷惑をかける可能性も高いため、
同時に付き合うのは2~3社程度にとどめておくのがいいでしょう。
いい営業にあたるとめっちゃ仕事が早くて楽
知らないと損する!フリーランスエージェントとの付き合い方
次にフリーランスエージェントとのつき合いかたのポイントを伝授しておいきたいと思います。
エンジニアの中には「ただ案件を紹介してもらえばいい」「自分の案件が決まればあとはどうでもいい」というような自分勝手な対応をする方も多く見られます。
この業界は非常にせまいため、身勝手な対応はご法度です。
また、きちんとした対応をしないと諸々のトラブルになる可能性もあります。
とはいえ、フリーランスエンジニアになりたての場合そういった業界ルールを知らない方も多いと思います。
「当たり前のこと」といわれるかもしれませんがエージェントと関係する前に認識を徹底しておきましょう。
できてて当たり前?ビジネスマンとして信頼感を大事にしよう
フリーランスエージェントとエンジニアというのは一緒にビジネスを行うパートナーです。
エンジニアの中には「フリーランスエージェントはたくさんあるから」といって、
いきなり連絡をとらなくなったり、何のことわりもなく別の案件で決めたりする方がいますが、
そういったことは絶対にしてはいけません。
結構いるんですよね・・・
業界は狭いため、そういった対応を行うとフリーランスエージェント同士で共有されたりすることもありますし、
長期的にみると自分が損することは間違いないからです。
もちろんまっとうな対応をしているSEにとっては関係のない話かもしれませんが、
フリーランスエージェントの中には問題行動をとる方が一定数いるのも厳然たる事実です。
社会人としてきちんと信頼を得られる行動をすることは何よりも大事ですので、
ホウレンソウを徹底しましょう。
機会損失を防ぐ!フリーランス案件は動きが早いので、レスポンスは早めに
フリーランスエンジニア案件の場合、募集からクローズまでの動きが非常に速いのが特色です。
魅力的な案件や高単価報酬の案件はすぐに充足してしまい募集を締め切ってしまいます。
せっかく単価がよくスキルもマッチしている案件があったのに、レスポンスが遅くエントリーの遅れによって話が進まなかった、という事例は多数あります。
このあたりは正社員の転職活動と大きくことなる点なので絶対に認知しておきましょう。
何故かというとこのあたりに認識の相違があると、案件を紹介するエージェントとしてはエンジニア側に対してあまり印象を持ちません。
・せっかくいい案件をスピーディーに紹介して面談設定しようといているのに、協力的でない
・あまり現場に入る意思がないのかな
・自社の案件は優先度が低いのかもしれない
・業界のルールをあまりしらないかもしれない(=トラブルを起こす可能性がある)
などあなたが全くそういったことを考えてなくともネガティブな印象を与えてしまいます。
もちろん現場で就業中で連絡をとりにくい場合もあると思います。
そういった場合は事前にエージェントに連絡がとれる時間帯を伝えておくなど気遣いをするようにするといいでしょう。
いずれにせよレスポンスを早くする、という事はSES業界では非常に大事なことなので忘れないようにしましょう。
フリーランスになりたての場合、このあたりが分からず戸惑うかたもいるかも
フリーランスエージェントに複数登録している場合、並行は必ず伝えること
並行案件の伝え方はこうしよう!
業界的にはフリーランスエージェントに複数登録し、並行で案件の紹介を受けるのは一般的です。
ただし、他社での面談進捗状況(=業界では並行状況といいます)
を必ず伝えるようにしましょう。
これを怠るとトラブルになってしまったり、エージェントとの関係に問題が発生するケースもあります。
具体的には、以下のようなことを伝えましょう。
・他社での面談の結果待ち(件数、回答期日など)
・他社での面談の設定中(日時など)
・案件の優先度(あれば)
最低限これだけは伝えておけば問題ありません。
(あわせて読みたい→※フリーランスエージェントへの複数登録と並行についての基礎知識)
フリーランスエンジニア案件の特性を知っておこう!
フリーランス案件の場合、業界の暗黙ルールとして「結果がでた順に参画する」というものがあります。
もちろん全ての案件においてという訳ではありませんが、フリーランスエージェントの場合そういった認識を持っていることがほとんどです。
もしあなたがそういった希望を持っていない場合、必ず事前に伝えておくべきです。
もう少し詳しく説明してみましょう。
正社員転職であれば、企業から採用通知がきてその後回答期限が一定期間設けれているのはご存じだと思います。
フリーランス案件の特徴として、回答期限が非常に短く、採用と条件が確定した時点からなるべく早く参画意思の有無を表示しなければいけません。
このあたりも業界の特殊なこともかも
理由はいくつかありますが一点だけ説明します。
フリーランスエンジニアを募集している案件の担当社としては少しでも早くエンジニアを確保したいので、正社員募集でなく外部から委託で雇用している訳です。
もちろんプロジェクトの納期もありますし、一定期間に作業を消化できるリソースを確保することがマストです。
ですので正社員採用のように悠長に何週間も回答を待っている訳にはいかない、という事情があるわけです。
エージェントも当然そのあたりの事情は知っているので同じような認識です。
そのあたりの背景をフリーランスエンジニアが理解せずに動くと、クライアント(常駐先)にもエージェントにも迷惑をかける可能性があります。
ですのでそういった悶着を避けるためにフリーランス案件の特性を理解し、
自分の優先度や案件の進め方をきちんとフリーランスエージェントと相談することが必須となってきます。
- 【Pe-BANK】 ・・・老舗エージェント。業務系案件に強みあり。全国をカバー。これであなたもプロのエンジニアになれる。
フリーランスエージェントへの登録の仕方と流れについて
では実際のフリーランスエージェントに登録してからの流れを追ってみましょう。
企業によっても異なりますが一般的には以下のようなフローです。
面倒がらずに入力しないとね
①WEBサイトから必要項目を入力
WEBサイトから氏名と連絡先などを入力しましょう。
経歴書をアップロードしていくとフリーランスエージェントが事前に案件を準備しやすくなるので、
面倒がらずに添付しておいたほうがスムーズに話が進むでしょう。
②エージェント会社に訪問し、打ち合わせをする
登録後担当から連絡がきて、打ち合わせを行います。
中には訪問不要で電話での打ち合わせだけの企業もありますが、
今後取引を行う会社なので、一度訪問しておいたほうが安心できるでしょう。
そこで自身のスキル、案件内容や報酬面の希望を伝えたりします。
その場でフリーランスエージェントから案件の紹介を受けるケースもあります。
③案件紹介を受ける
メールで案件の紹介を受けます。
ほとんどの企業はWebサイトに案件を掲載してますから、
気になる案件があったら担当営業にエントリーしたい旨を伝えましょう。
ただし、Web上の求人はすでに募集を終了しているようなケースも沢山あります。
④面談を受ける
案件エントリー後、書類審査が通過したら面談となります。
正社員転職と違い、志望動機などでなく、スキル面の確認がメインとなります。
疑問点があれば面談時に色々と質問してみましょう。
また、面談時の受け答えで採用可否が決定します。
あまりに面談に落ちてしまう場合、明らかにエンジニア側に問題があるはずなので、
同席した営業に印象を聞くなど、面談スキルも改善していくようにしましょう。
(あわせて読みたい→【体験談】フォスターフリーランスに突撃インタビューしてみた!評判は?)
案件の紹介時のポイントとは?
さて、フリーランスエージェントに登録したらまずは希望条件を伝え案件の紹介を受けましょう。
そもそも自分のスキルにあっている案件があるかどうか、どれくらいの案件を保有しているかどうかなどは登録後案件の紹介を受けるまではなかなかわかりにくい部分です。
そのためある程度希望に近そうな案件をもってそうであればまずは
紹介を受けてから判断するといいでしょう。
まずはエージェントに登録してどんな案件があるか?を知ろう。
スキルがあっているか確認しよう
まず案件のチェックポイントとして「スキルが自分にあっているか」
という点です。
特に「必須スキル」の部分は満たしていないと書類選考で落とされてしまう
可能性が高いでしょう。
「尚可スキル」について当然満たしていれば満たしているほど確度もあがりますし、
単価が出やすい傾向にあります。
エージェントはプロですが、完璧ではありません。
ニッチなスキルや経験を積んだSEの経歴書の場合、どうしてもスキル面の把握の齟齬が
発生します。
できれば打ち合わせの際にそういった認識のずれがないように詰めておきましょう。
また、紹介される案件が微妙に違うようであれば率直に営業に伝えるなり
コミュニケーションととったほうがスムーズにいくでしょう。
しっかりと自分の希望を伝えることを忘れずにね。
提示された単価が相場通りか確認しよう
次に「紹介されてくる単価のチェック」をしましょう。
単価には相場があります。
紹介される案件が極端に相場より安かったり、ちょっとアレだな・・・
と思ったらエージェントを変えるべきです。
幸いネットを調べればたくさんのエージェントがでてきます。
その中で比較して単価がいいエージェントからの案件紹介をもらうようにしたら確実です。
当サイトの別ページでもエージェントの選び方を紹介してますが、エージェントによって案件の得手不得手があります。
自分のスキルにあったエージェントを選択するようにしましょう。
提示される単価ではっきりと比較できるよね。
案件の期間を知っておこう
意外と見落としがちなのが「期間」です。
長期案件で短期で抜けると現場に迷惑がかかってしまうのは当然です。
逆に自分は長期で現場にいたいのにそもそも短期案件だった、
というのではせっかく面談に進んでも意味がありませんよね。
そういったギャップを防ぐためにきちんと「案件の想定期間」
を確認しましょう。
もちろんプロジェクト状況が明確でない場合、しっかり期間が線引きされていないケースもあります。
そういった場合でも自分の希望を伝えることによって関係者に迷惑をかけることを
防ぐことができます。
このあたりも案件エントリーの前にしっかりと確認していきたいところです。
意外と重要なポイントだよ。
面談時のポイントとは?
さて、案件を確認して書類通過したらいざ面談です。
フリーエンジニアの場合、何故か「面接」よりも「面談」と言われることが
多いです。
正社員の面接にくらべると、フリーエンジニアの面接はあくまでも「スキルのチェック」
という要素が強いです。
もちろん一緒に働くメンバーなので、人物面の確認などもされますがよほどの事がない限りは
そこまで結果に影響をあたえることは少ないです。
とはいえ面談なので一応はやる気とビジネスマナーをもって臨みましょう。
面接官が「一緒に働きたい」と思ってくれれば受かったも同然です。
頑張って~!
(あわせて読みたい→余裕で受かる!フリーエンジニアの面談で落ちる人はこれを読め!)
面談時の服装について
面談時の服装はスーツが無難です。
ただし、現場によっては「私服でOK」「ビズネスカジュアルで」などと
いうケースもあります。
わざわざ私服で来ていいよ、といわれているのにスーツでいく必要もありません。
このあたりは担当の営業さんに聞いてみるといいでしょう。
あとは筆記用具やメモ帳などですね。
場合によってはPCを持ち込むのもアリだと思いますが、PCを出すかは面談の雰囲気などをみて
ケースバイケースでいいと思います。
スーツが一番いいかな。
面談結果がでるタイミングについて
フリーエンジニアの案件紹介の場合、面談結果は実に早くでます。
このあたりは正社員転職と違う点ですよね。
早ければ当日、遅くとも2~3日以内にはでます。
ただ回答スピードは、企業によって異なるので一概にはいえません。
また、候補者が多数いる場合どうしても時間がかかる傾向にあります。
採用が決まっても会社の稟議と通さないといけないとか上長の決済がいるなどで
待たされるケースもあります。
フリーエンジニアの場合、案件が決まらないと生活にも影響がでてきます。
できるだけ早く回答してもらいたいものですよね。
当然ながら回答スピードによって並行案件をどうするか、という判断をしなくてはいけません。
そういう事情もありますので「いつくらいに回答がでるか」
というのを面談後に営業に確認しておくといいでしょう。
実は大事なポイント。
面談~案件に参画するまでの流れを知ろう
次に面談を受けたあと、現場に参画するまで流れを見てみましょう。
①面談を受ける
先ほどの続きです。
②合格後、正式な参画条件の確認
結果がきて、正式な条件面がフリーランスエージェントから提示されます。
問題ないようであれば参画の意思を伝えましょう。
また、他社で並行がある場合はすぐに辞退の連絡を入れることも忘れずに。
③基本契約書など契約締結と書類のやりとり
基本契約書、誓約書などの契約書類を締結します。
注文書(=正式な発注条件の書類)は別途郵送される場合が多いです。
契約締結はフリーランスエージェントに訪問する場合もありますが、
多くはメールで確認後書類の郵送でのやり取りとなります。
④入場
入場日確定後、現場に参画する運びになります。
商流によっては、現場で指定の企業名の所属で参画しなくてはいけない
などの決まりがある場合があります。
特に事前に情報がなければ問題ありません。
⑤入場後について
契約の更新は1か月~3か月更新が一般的です。
稀に6か月や一年契約というものもあります。
契約更新の場合、意思表示をする必要があります。
契約を打ち切りたい場合は一か月前までに必ずフリーランスエージェントに連絡しましょう。
場合によっては引き留めにあうケースもありますので、現場で問題がある場合早めに連携し、アラートをあげるようにしましょう。
また、現場から契約終了の通達がある場合も同じく一か月前までには
連絡があります。
- 【Pe-BANK】 ・・・老舗エージェント。業務系案件に強みあり。全国をカバー。これであなたもプロのエンジニアになれる。
失敗しないための!?フリーランスエンジニアが案件を探す際のポイントを知ろう
では実際にフリーランスエンジニアが案件を探す際のポイントを調べてみましょう。
あなたが案件の紹介→面談→参画までスムーズに決まるようであれば全く問題がありません。
ただし個人事業主の中にはなかなか面談まで進まない、と希望している案件に参画できない、
などと現場探しに難儀している方が一定数いるのも現実です。
そんな時には何かしら問題があるもの。
自分を客観視するのは困難な作業ではありますが、以下の内容をチェックしてください。
分かりやすい?経歴書の見直しをしよう
面談が入らないのは経歴書(=スキルシート)のせいかもしれません。
担当者には色々や経歴書が届くのでぱっと見できちんと今までのプロジェクト概要が伝わるようにしましょう。
悪いのが最低限の情報しかかかない経歴書です。
経歴書の情報はなるべく多く、そして分かりやすくが原則です。
エージェントは自社でフォーマットを持っていますから、もし書類通過率が悪いと感じた場合は
それを使用することにするべきでしょう。
もっと稼げるかも!?適正単価を知ろう
エンジニアの中には非常に高単価を希望している方もいます。
ただし、年齢やスキルごとに適正な単価というものがあります。
もちろん依頼すればエージェントは希望案件を探してくれますが、
そもそも自分の希望している単価が相場と大きくかけ離れているということもあります。
自分の単価に固執するあまり、なかなか案件が決定しなくエージェントからの扱いが
悪くなってしまったら本末転倒です。
希望はほどほどに妥協することも肝心です。
現実と市場を理解する!案件数を知ろう
フリーエンジニアのメリットとして自分の希望の案件を選べる、という点があります。
・稼働が少ない案件
・勤務地が近い案件
・始業時間が遅い案件
・・・
希望をいいだしたらきりがありません。
もちろん希望を伝えるのは結構なのですが、条件を絞って結果案件がほとんどない、なんてこともあります。
あまりに希望を出してしますとエージェントが案件を探す優先順位も下がってしまいますので、
融通をきかせて、ある程度は我慢する部分も肝心になってきます。
おすすめはココだ!エージェントを上手く活用して賢く稼ごう
フリーランスエージェント選びのポイントとなる点を詳しく説明させていただきました。
そもそも登録し実際の案件の紹介を受けないと判断できない点も多いので
まずは色々なエージェントに登録して経験を積んでみましょう。
できるだけいいエージェントと付き合おう。
また、単価や契約条件は商流によって変わっていきます。
ココにこだわることによっては10万円単位で手取り報酬が変わってきますので、効率よく稼ぐためには必ず意識しましょう。
少しでも高待遇で現場に参画するには、なるべく自分のスキルにあったエージェントから案件の紹介をもらうことが成功の秘訣です。
フリーランスエージェントはたくさんあるのでネットで自分のスキルに見合った企業を探してみましょう。
当サイトおススメのエージェントもご紹介しておきますので、是非登録してみてください。
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