このページでは客先常駐で定年まで働くことができるか、という点についてお話してみます。

  • 客先常駐の会社で働いているけど将来が不安だ
  • このまま自社で働いていいのか?と疑問がでてきた
  • 今後年収が増えるか心配だ
  • 結婚や出産を機に転職を考えている
  • 自社を退職し転職したいと思っている

こういった方向けの記事です。
是非参考にしてみてください。

客先常駐で定年まで働けない理由

40代以降まず案件がなくなる

この業界の方であれば皆知っている常識として、エンジニアの需要は30代をピークに40代以降はガタ落ちします。
50代になると壊滅状態です。
よほど優秀なかたでない限りは50代以降案件に継続して就業することが難しいのが現実です。

さて、客先常駐の場合、企業として利益をだすためには社員をクライアント先に派遣してなんぼです。

経営者側の立場になってみると定年までいるなんてとんでもない!ということがよく理解できます。

転職パンダ
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私

そうそう。高年齢の社員は経営側にとってリスクでしかないからね。

このビジネスモデルにおける経営者の立場になって考えてみましょう。正直案件のない社員ほど困った存在はありません。
仮に月50万円の給料を支払っている社員が一か月社内や自宅待機になったとしましょう。
その間も社員への給与やその他諸々のコストは発生します。
この社員が仮に稼働時に月15万円程度の利益が出ているとした場合、一か月待機するとおよそ4か月~5か月稼働した分の利益をふっとばす計算になります。
この計算はざっくりですが、一年のうち2か月以上待機になるともはや会社側の利益は雀の涙です。
それどころか3か月以上の待機となると自分の利益どころか別の社員の利益さえふっとばすような状況になってしまうんですね。

私

客先常駐の会社で定年まで働いている人みたことあります?って話です。

確かにないない・・・

転職パンダ
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40代はあっという間にくるという現実

>このあたりの話って、自分が20代や30代の時はよく理解できないかもしれません。
何しろ少し待機になることはあっても基本的には案件はたくさんあって、自分は常に必要とされてますから。
まさか書類審査で通らなくなるとか、面談そのものが入らくなくなる時がくるといのはピンとこないものですよね。

20代30代のSEが相手だとまず書類選考で負けちゃうよね。

転職パンダ
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ただし、その時は必ず誰にでも訪れます。
あなたの年齢によってそれが数年後か10年後かはわかりませんが。
いずれにせよその時なってからでは遅い、ということだけはお伝えしておきたいのです。

そうなってからじゃ手遅れなんだね。

転職パンダ
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そうそう。40代になってからの転職はめちゃ優秀か学歴がないとまず無理っす。

 

で、どうすればいいの?

エンジニアとしての需要が下がるのであれば客先常駐であってもなくても結局年をとったら厳しくなるので対策などない、とお思いでしょうか?
実はそうでもありません。

開発者としてでなく、マネジメントや教育や経営層に携わったりといった年齢が高くなっても需要のあるお仕事はたくさんあります。
ただしそれは客先常駐など外部からの派遣でなく、内製でプロパーでまかなう場合がほとんどです。

ご理解いただけましたでしょうか?
つまり客先常駐で開発者として50代を迎えるのは厳しいが、上記のように50代でも力を発揮できるような企業で働けばいい、という結論になります。

要は首切りになったりしない会社に転職せよってことね。

転職パンダ
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SES企業は最悪の選択、ということ。

 

どうやって会社を探すべき?

簡単にいうと新卒で人気かつ知名度の高いホワイト企業はみんなそんな感じです。
逆に中小企業やベンチャー企業、SES企業はその対極にある存在といっていいかもしれません。
ですので、転職を狙うのであれば大手か、年配がクビになってない(笑)自社できちんと開発を行っている会社、など絞り込んでいくといいでしょう。

 

私

大切なのは情報収集と行動すること

いくら客先常駐から脱出するためといっても、焦って転職に失敗してしまっては元も子もありません。
大切なのは情報を集めることです。
ポイントは何点かあると思います。

  • 定年まで安心して働ける会社か
  • 客先常駐でないか
  • 希望の年収はもらえるか
  • 企業としてのビジョンに共感できるか
  • 年配の方が活躍しているか

などなど。
もちろん人に優先順位はあると思いますので、少しでも希望に近い企業の情報を集めてみましょう。

 

まとめ

客先常駐で定年まで働けるかという点についてまとめてみました。
客先常駐のデメリットに気がついた賢明な皆さんはすぐにでも転職活動を始めるべきです。
理由はいくつかあります。
・若いほうが市場価値が高く転職しやすい
・客先常駐SEは低年収が多いため、容易に年収がアップできる
・40代になると転職先の選択肢が非常にせまくなってくる

転職は少しでも若いほうにスタートしたほうが有利です。
また、若い時期の就職企業が生涯年収を大きく左右します。いかにここに気がつき早く転職活動するか、というのがエンジニア成功の秘訣です。

生涯年収に影響があると思うと早く動かなくちゃ!となるよね。

転職パンダ
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転職に成功するために!転職エージェントを使うことを忘れずに!

退職のターゲット日が確定したら早速転職活動をしましょう。
転職サイト登録と転職エージェントを使う2パターンあるのですが、必ず転職エージェントを使うようにしましょう。
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私

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転職パンダ
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