このページでは30代のネットワークエンジニアが転職で成功するための
ポイントについてまとめてみました。

30代といえばネットワークエンジニアにとってキャリアを構築するうえで最も大事な時期です。
そのため、この時期の転職においての失敗は絶対に避けなければいけません。
ということでネットワークエンジニアが転職するにあたり「考慮すべきポイント」を3点だけ紹介しておきます。
このポイントだけ外さなければ転職の失敗はぐっと減らせます。

言われてみれば当たり前のようですが、転職時は気持ちばかり先走ってしまい意外と冷静でないこともあります。
今一度おさらいや頭の中の整理を兼ねて読んでいただけばきっと転職活動のお役に立つと思います。
では早速見ていきましょう。

転職してスキルアップができるかどうか?

まず30代のネットワークエンジニアが転職する際に気をつけるべき一点目です。
「スキルアップできる環境か」というのは何より重視したい点です。

何しろ一日の内、最低8時間は現場の業務に費やすわけです。
一か月、一年と積み重ね重ねると膨大な時間になってきます。
スキルアップできる環境かどうかでスキル面の大きな差がでてくるのはいうまでもありません。

ネットワークエンジニアは環境で大きくスキルの差がつく

特にネットワークエンジニアやサーバーエンジニアの場合、
環境によってスキルに差がつきやすいという面があります。
それは「実機を触ったり現場での経験値が非常に重要だから」という理由からです。
開発者の場合ですとスキルや知識を多少は自学でカバーできる面もあります。
ただインフラエンジニアの場合、なかなか現場にでないと習得できない知識やノウハウが多いんですね。

せっかくポテンシャルが高くとも客先常駐などでクソ現場に飛ばされ、
大事なキャリアを棒に振ってしまった、というようなケースはめちゃくちゃ多いですね。
30代の働き盛りのネットワークエンジニアであれば特に気をつけたいところ。
という訳で、ネットワークエンジニアが転職する際にはこういった点をきちんとリサーチしておくことが大事です。

ネットワークエンジニアにとってのスキルアップとは?

ところでネットワークエンジニアにとってのスキルアップとは具体的にどうなったものなのでしょうか?
一般的には、

・調査分析
・要件定義
・基本設計
・詳細設計
・構築
・運用・監視

という各工程において上のレイヤーの経験値を積むことを指します。
また、各工程においての幅広い知識や作業スピード、正確性など業務を遂行するためのトータルの能力を総じてスキルという呼ばれ方をすることが多いようです。
ですのでこれを上げることがスキルアップ、ということになるわけですね。

スキルアップできる現場とは?できない現場とは?

例えばスキルアップできる現場の例としては、
「周りのエンジニアが優秀」「教育してくれる」「新しい技術を取りいれる環境がある」「エンジニアが主体性をもって仕事ができる」などでしょうか。
クソな現場の例としては、「リーダーや周りのエンジニアがクソ」「放置」「ルーチンワーク」「トップダウンでの単純作業」などでしょうか。
後者はどちらかというと客先常駐に多いですね。

転職して年収アップが見込めるか?

次に30代のネットワークエンジニアが転職する際に気をつけるべき二点目です。
「年収アップが見込めるか」というのは何より重視したい点です。

IT業界の転職理由として圧倒的に多いのが年収に対する不満です。
「結局同じような仕事をするんであれば給料がいい会社で」
というのはごく当たり前の考え方です。

特に置かれている環境によって年収が大きく異なるのがインフラエンジニアです。
もし「年収アップだけ」が転職理由であれば成功するのは簡単です。
以下ポイントに気をつけてみてください。

ネットワークエンジニアは客先常駐は避けるべし!

まずは客先常駐や派遣のような形で現場がコロコロ変わる会社は避けましょう。
こういった会社やSES企業などは年収面からいうと最悪なので、まずは転職先から除外すること。

これは簡単な理由です。
現在のIT業界って、Slerを頂点とした多重構造になっています。
当然ながら上流工程に近いポディションにいたほうが多くのお金が支払われています。
例えばAさんに対してクライアントは120万円払っているのですがベンダーや複数仲介会社が介在することで、最終的に派遣元には支払いされているのは60万円とか。
これは決して極端な例ではありません。
この中からエンジニアに給料が支払いされる訳ですね。
客先常駐SEは末端、と言われるのはこういった理由からです。
ですので高年収を狙うのであれば好き好んでこういった環境に身を置く必要は全くないわけですね。

ネットワークエンジニアの年収アップにおススメの企業は?

ちなみにこれは必ずしも大企業がいいよ、という話ではありません。
こういった例を出すまでもなく、下流に位置する派遣社員が上流にいる正社員より
年収が高い、というのは構造上まずありえません。

別に大企業やSlerでなくとも自社サービスを運営している会社やネットワークエンジニアが必要な
会社は山ほどありますので調べてみてください。

また、転職エージェントに相談すればそういった企業の情報は無数にもらえますので、
その中から精査するでもいいでしょう。

とにかく20代、30代のネットワークエンジニアが年収アップを考えるのであれば視野を広げること。
情報をたくさん集めること。
これが転職活動において大変重要になってきます。

年収アップのコツとは?

では具体的な年収アップの方法とはどのようなものがあるのでしょうか。
これは簡単です。
「スキルを高めて年収の高い企業にエントリーする」これだけです。
がっかりしないでください。
ちゃんと説明します(笑)

ネットワークエンジニアの場合、一通りのことができれば転職先はたくさんあります。

そして年収1000万円とか1500万円とかかなりの高収入を狙わない限りは、作業内容はそこまで大きく違ったりしません。

ですので本当に年収アップしたいのであればスキルを高めてエントリーを繰り返すだけです。

ちなみにあまりにも書類審査が通過しないとか面接で落ちるとかいう場合は何かほかに原因があります。
このあたりも少し転職活動をしてみれば原因が分かってきます。
そしてそれを改善するだけです。
そもそも若手や転職活動の経験が少ないエンジニアにとっては実はこのあたりは未知数な部分ですよね。
「そもそも自分が年収アップできるのか?」「何をすればいいのか?」とか。

このあたりは転職エージェントであれば客観的な意見やアドバイスがもらえます。
ということで、できる限り効率的に転職を成功するのであれば転職エージェントを活用するのがおススメです。

20代、30代はチャレンジせよ!待っていても給与は上がらない

いずれにせよ年収アップをするにはチャレンジしなくてはいけません。
「今の会社の給与に不満がある」「でも何もしない」
では年収アップをしたくないと言っているのと同じです。


本当に年収アップしたいのであればまずは動くこと。

それですぐに成功すればハッピーです。
上手くいかなければPDCAを回して改善すること。
実はこういった検証過程が自分のスキルアップや学びに繋がったりします。

ということで「本当に年収アップしたい」ということであればまずは行動しましょう。

次に具体的な話に落とし込みをする必要があります。
「いくら年収アップしたいのか」「いつまでに転職したいのか」「何がたりないのか」
などですね。

ここら辺の話は転職エージェントがめちゃくちゃ詳しくてリアルな数字を持っています。
なのでまずは転職エージェントに相談してみるのがおススメです。

10年後、20年後のビジョンは描けるか?



最後に30代のネットワークエンジニアが転職する際に気をつけるべき三点目です。

「将来のビジョンが描けるか?」という点です。

これは価値観にもよると思いますが、「この会社で一生働きたい」というような会社に
転職できることが何よりですよね。
一時的に希望がかない満足できても、数年後に「こんなはずじゃなかった」「将来がみえない」
となってしまっては全く意味がありません。

ということで将来のビジョンが描ける会社か、という点も注目するといいでしょう。

会社のHPや社員の雰囲気など情報を集めよう

大きなポイントは「会社としてどのようなビジョンを掲げているか」「社員に対してどのような考え方をもっているか」「それてそれが実行されているか」という点です。

このあたりは多くがHPや採用ページ、SNSなどで確認できると思います。
ぶっちゃけきれいごとをいうのは簡単です。
本当にそれが実行できているか?形になっているか?という点に注目してみるといいでしょう。

あとは社員の雰囲気ですね。
「生き生きと働いているか」とかですね。
20代、30代だけでなくベテラン層もチェックしたいところ。
どんなに取り繕っても社員がどのような気持ちで働いているか、というのは何となくつかめると思いますので。

また、こういった情報は転職エージェントが何より知っています。
転職エージェントの営業によっては、この会社の離職率や内部事情など表に出てこない情報を持っているケースもあります。
できる限り転職で成功するために、こういったリサーチは何より重要になってきます。
ですのでまずは転職エージェントに色々と聞いてみるのが手っ取り早く失敗をなくす方法です。

自分がどのようになりたいか、ということが大事

ネットワークエンジニアの転職に限ったことではありませんが「自分がどうなりたいか」という点がめちゃくちゃ大事です。
「将来のビジョン」と一口でいっても人それぞれ目標とする姿は全く異なります。

PMや上流工程などプロジェクト推進業務にやりがいを持つのか。
それとも黙々といいものを作りたい職人気質なのか。
はたまた高収入をもらえれば何でもいいよ、というスタンスなのか。
このあたりはキャラや価値観によって全く異なってきます。

必要なのはきちんとそれを明確にすること。

ネットワークエンジニアの転職の場合、そこさえ分かっていれば「どういった企業に転職するべきか」
というのも自然に見えてきます。
逆にそこがブレていると転職しても「こんなはずじゃなかった・・・」というアンマッチを起こす可能性があるわけです。
30代という貴重な時間を無駄に過ごさないためにもしっかりと考え転職先を選びましょう。

まとめ

30代ネットワークエンジニアの転職のポイントついてまとめてみました。

ちなみに情報収集と転職活動においては、転職サイトよりも転職エージェントを利用することをおススメしておきます。
理由は簡単です。
・転職サイトは企業が掲載しているため企業によって都合のいい情報ばかりになってしまう
・転職エージェントは社員の声や生の情報、企業をよく知るエージェントから生きたアドバイスがもらえる
・転職エージェントは面接練習や、採用確率を上げるために色々と手伝ってもらえる
からです。

特に若いSEは失敗しないためにエージェントに相談しながら転職活動をするのが無難だよね。

転職パンダ
転職パンダ

転職エージェントの情報はネットにたくさんありますので、自分にあった会社をみつけてみてください。
せっかくなので当サイトおススメのエージェントも紹介しておきますのでよかったら参考にしてみてください。

私

まずは登録して相談だね。自分にあったエージェントを見つけよう。

 

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