このページでは人売りITに新卒で入社してしまう理由と対策というテーマでお話をしていこうと思っています。

  • 新卒で入った会社がただの派遣会社だった
  • ロクな教育もなく一人で現場に行かされた
  • 全くスキルの上がらない作業をさせられている
  • 給与が驚くほど安い
  • 自分のやりたい開発ができない
  • 派遣会社でなくきちんとした事業会社に転職したい

こういった方向けの記事です。
是非参考にしてみてください。

【結論】新卒で人売りITは最悪の選択。ただし挽回は可能

まずは結論から。
人売りITに新卒で入社してしまうのは最悪の選択です。
それは

  • 年収
  • 将来性
  • スキルアップ

などあらゆる面を考えてもほとんどデメリットだらけということが理由です。

同年代のエンジニアにどんどん差をつけられてしまう環境で働いているということをまずは自覚すべきです。
ただし若手であればまだまだ挽回は可能なので安心してください。

転職パンダ
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私

第二新卒のカードは強力ですし、同年代にそこまで差がついてない分大手企業や優良企業へもアタックできる時期です。
これが20代後半や30代になると残念ながらほぼ転職できる企業のランクも決まってしまいます。
生涯賃金を考えるとなるべく早めにいい企業に転職し、挽回することが非常に大事なのです。

人売りITに新卒で入社してしまう理由について

人売りITや派遣型SESの企業はエンジニアにとってデメリットだらけです。
それにも関わらず毎年多くの新卒が入社してしまう理由は何なのでしょうか?
これは何通りからのパターンと理由に分かれます。

私

こういった業界の仕組みを理解することが賢いエンジニアライフを送るために必要な知識なのです。

理由①若くて判断力がないから

最も多いのが人売りITか?という判断ができないケースです。
新卒の場合、大学もしくは大学院を卒業したばかりの若手です。
社会人経験などありませんし、それらしいものといえばアルバイトの経験くらいですよね。

もちろんIT業界の仕組みに対する理解などありません。
あるのは「IT業界でエンジニアとして働く」という夢と希望だけです。

転職パンダ
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客先常駐のデメリット、メリットをきちんと理解している新卒などまずいないでしょう。
そもそもいるとしたらSES企業には入社していないですよね。

新卒エンジニアは皆年齢を重ねれば昇給できると思っているし、出世して稼いで、一人前になって家庭をもって~というようなビジョンを持って入社してくるはずです。
少なくとも

  • 派遣型エンジニアは底辺と言われる
  • 将来性が全くない
  • 給料が上がらない
  • クビになるリスクがある

という現実を意図的に隠ぺいし入社させている企業がほとんどです。
あなたは判断力や業界知識がない若者を食い物にするのが派遣型ビジネスであるということを知っておくべきです。

あわせて読みたい→客先常駐は辞めとけ!その末路とは?業界歴20年のSEが語る体験談

 

理由②多くがベンチャー企業で、企業を魅力的に見せているから

企業を魅力的に見せるのがうまいので騙されてしまう、というケースも大変多いパターンです。
その背景と理由について説明してみます。
まず人売りIT企業の場合、いかに商品となる人材を確保するかがビジネスの肝です。
一人当たり月20万円の利益を出すエンジニアを100人確保すれば2000万円なので企業が必死になるのもご理解いただけると思います。

その人材確保のため自社を魅力的に見せる方法が非常に巧妙です。
また、人事担当者は長年そういったノウハウを積み重ねているので経験のない新卒を騙すなどお手の物です。
もちろん採用はある意味会社ぐるみで行う知能戦ですし、ビジネスである以上一概に騙されるほうが悪いといえない面もあります。

転職パンダ
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しかしながらよく見かけるこういった広告はエンジニアのスキルアップやキャリアアップという本質からは何の関係もありません。

  • 風通しのいい環境です
  • 未経験大量募集中!
  • 会社急成長中
  • 社員が仲良し
  • 休日はBBQ&フットサルでエンジョイ!

本当に大事なのはあなたがエンジニアとしてスキルアップし高い年収をもらいかつ定年まで働けるかという事です。

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人売りITや中小企業ベンチャーの場合そういった体制がほとんど構築されていないケースがほとんどなので
別の事をアピールすることによって一生懸命カモフラージュしていると言えるでしょう。

あなたが新卒で入社した企業が派遣型の人売りビジネスの場合、本当にエンジニアにとって大切なことをもう一度見直す必要があります。

 

理由③内定に飛びついてしまうから

なかなか採用が決まらず、内定に飛びついたら人売りITだったというケースも非常に多いです。
人売りITに入社してしまうのはいわゆる「就活落ちこぼれ組」が多いという面もあります。

万全の準備をして「大手企業」や「ホワイト企業」あるいは「人気企業ランキング上位」に内定を決めている学生はわざわざベンチャーや客先常駐の企業に入社しようとはしません。
なかなか内定がでず採用をもらったのがエンジニアができる企業だったので妥協して入社してしまうケースは非常に多いです。

転職パンダ
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もちろんその中には面接が下手なだけだったり就活に力を入れてないだけで優秀なエンジニアもいますし
業界全体の事を考えると一概にそれがダメとは言い難い部分があります。
しかし何も知らずに入社してきた若者を搾取しボロボロになったらクビにするという派遣型にビジネスモデルが大きな問題であることは間違いありません。

第二新卒は最強のカード!有効なうちに転職すべし

新卒で人売りITに入社してしまう理由についてお話してきました。
冒頭でも申し上げた通り、新卒で人売りITは最悪ですがまだまだ挽回は可能です。
それはあなたがまだ第二新卒というカードを持っているからです。
転職市場において実は第二新卒は最強のカードです。
新卒で入った企業があわないエンジニアというのは必ずいるものです。
また、採用する企業側からすると

  • 社会人経験がある
  • エンジニアとしての初期教育を受けている
  • 何らかの開発経験がある
  • 何より若手である

このような人材は喉から手が出るほど魅力的なのです。

私

こういった業界の事情も知っておくと新卒で入った会社に執着する意味が全くないということが理解できるのではないでしょうか。

まとめ

人売りITに新卒で入社してしまう理由について体験をもとにお話してみました。
客先常駐SEの方は是非参考にしてみてください。
また、転職活動の効率を上げるためには転職エージェントを利用することは必須と言えます。
著者のおススメのエージェントも紹介していきますので是非登録して活動をスタートしてみてください。
あなたのエンジニアライフが豊かになるようにお祈りしております。

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