このページでは、常駐型フリーランスエンジニアの単価交渉(単金交渉)のお話をしていきます。

  • 同じ現場で長く働いているけど単価が上がらない
  • リーダーやマネジメントを任されているけど単価が上がらない
  • 精算の条件が悪く、残業代がでない
  • 作業内容は満足しているけど、もう少しだけ単価がほしい

こういった方向けの記事です。
現役フリーランスエンジニアである著者が自身の経験をもとにお話させていただきますので、是非参考にしてみてください。

 

【結論】SES契約での単価交渉や単価アップは成立する。全ては貢献度と交渉次第

まずは結論から。
SES契約での単価交渉や単価アップはしっかりとルールを守れば成立するケースが多いです。
全ては貢献度と交渉次第です。

私

ですのであなたの状況次第でガンガン交渉してもOKなのですが、状況を見極める必要があります。
このあたりはSESの営業経験があると感覚がつかめるのですが常駐型エンジニアの場合なかなか判断が難しい面もありますので詳しく説明させていただきます。

無茶な単価交渉をすると

  • 印象が悪くなる
  • 次回の単価交渉が難しくなる
  • 現場でいずらくなる

などのデメリットもあるので気をつける必要があります。
具体的なケースを出しながら説明していこうと思います。

単価交渉と稼働期間についての関係について

まずは現場に入ってどれくらいの期間であれば単価交渉ができるのかという点についてお話していきます。
一概にはいえない部分もあるのですが、同じ現場に一年以上いれば単価交渉をしても問題ないでしょう。
一年間の間同じ現場で稼働しているということはクライアントから延長依頼をもらったということであり

  • スキルに関して一定の評価をもらった
  • 人柄に関して一定の評価をもらった
  • プロジェクトに対して一定の貢献を行った

と考えていいからです。

単価交渉と稼働時間について考える時はクライアントや現場があなたを評価するだけの時間があったかどうかということを基準に考えるといいでしょう。
そういう意味では半年間でも複数プロジェクト任されたり、新人の教育を行ったりと
目に見える形での貢献があれば交渉する余地はがあると思います。

転職パンダ
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私

ただし当初予定されていた作業をこなしただけという状況であれば
一年以上プロジェクトに貢献してから単価交渉をするほうが無難です。

単価アップの具体的な金額について

次に単価交渉した際の単価アップの金額についてお話していきます。
これも一概にはいえないのですが、一回の単価アップで3万円~5万円が妥当な範囲です。
単価アップに重要なポイントとしてプロジェクトへの貢献度や期間が重要なのはお伝えしましたがもう一点あります。
それはクライアントの予算です。

企業によっては一人月あたりいくらまでしか出さないという範囲が明確に決まっていることもありますし、
あなたがどれだけ活躍してもそこまだ単価アップが望めないケースもあるのです。

転職パンダ
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私

ですので3万円~5万円とお伝えしましたがそもそもあなたが周りの外注より単価が低ければもっと交渉できますし、
あなたのが単価がメチャクチャ高いようであれば頭打ちになる可能性
もあります。

商流はメチャクチャ大事なので現場に入る前に必ずチェック

クライアントの予算はプロジェクトによって異なりますし、それがあなたの単価交渉のポイントを握ることは理解していただけたと思います。

クライアントの予算は内部にいれば一人月いくらで発注かけているか知る機会もありますし、現場で仲良くなると教えてもらえることもあります。
また、クライアントが払っている金額というのは紹介会社の商流によっても異なっていきます。
複数のエージェントが商流に入ることによって必然的にクライアントの支払い金額が多くなります。

転職パンダ
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私

当然ながら商流が浅いほうがエンジニアとクライアント双方メリットが大きいですし、現場に入場した後の単価交渉が成功するかという点にも影響がでてくるのです。
そのため案件紹介時に余計な商流が入っていないか確認することが大切なのです。

単価交渉しやすいクライアントやプロジェクトについて

単価交渉が難しい現場、比較的スムーズにいきやすい現場、というのは確かに存在します。
単価交渉の難しい現場は予算がハッキリきまっている企業です。

それは3か月や半年、あるいは一年先まで一人あたりの工数で社内承認をとっていたりするので、途中で変更することが現実的に不可能という理由によります。

転職パンダ
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私

比較的スムーズにいきやすい現場はどうでしょうか?
自社開発でエンジニアに高単価を支払っている企業は比較的上手くいくケースが多いようです。
こういった企業はエンジニア一人あたりの依存度が高く、優秀な開発者であれば多少高めの金額を払っても囲いこみたいというような志向が強いためです。

また、当然ながら資金が潤沢な企業やプロジェクトというのも単価交渉が成功する可能性が高いです。

なるべく高単価で稼働したいフリーランスであればこういった情報をエージェントから入手したうえで現場を決定するという方法はおススメだと思います。

転職パンダ
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単価交渉のタイミングについて

単価交渉を行うタイミングはいつが最もいいのでしょうか?
時期でいうと、四半期の区切りが自然です。
タイミングでいうとプロジェクトの移動や、役割の変更などがあった場合(例えばメンバーからリーダーに変更になったなど)であれば随時OKです。

逆にそういった時期を外すと、難航するケースもあります。
交渉するエージェントに負荷をかける可能性もあるのでそのあたりの配慮も必要です。

転職パンダ
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基本はプロジェクトに貢献しているか?という点でただお金欲しいは論外である

単価交渉のあれこれについてまとめてみました。
色々書きましたが基本にある考え方はプロジェクトへの貢献度が最も重要ということになります。
現場でパフォーマンスを発揮し、プロジェクトに貢献する。
単価の話はこれができた前提でということを忘れないようにしましょう。

私

フリーランスエンジニアの場合単価にこだわるのは当たり前なのですが、自身が活躍できていないのに単価交渉をするなど論外です。
著者の体験でもあるのですが活躍できていないフリーランスが単価交渉をして即契約打ち切りになったこともあります。
自身の価値を高めプロジェクトに貢献するために何をすべきかということを常に考え仕事をするのが高単価への近道なのです。

まとめ

フリーランスエンジニア向けにSES契約の単価交渉についてお話してみました。
フリーランスエンジニアの方は是非参考にしてみてください。
本文でもお伝えしたように、商流もエンジニアの単価を左右する大きな要因です。ここを改善するだけでグッと単価がアップします。

そのためには優良なエージェントからの案件紹介が必須となりますので、単価にこだわるエンジニアは意識してみましょう。

転職パンダ
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私

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