エンジニアにおススメなIT系転職エージェントを5社のランキング形式で比較してみました。
結論
- 年収をアップしたい・キャリアップしたいならレバテックキャリア
- 事業会社で年収をアップしたいならTechClipsエージェント
- 客先常駐脱出を目指すなら社内SE転職ナビ
- 地方の在住の方や年齢が40代以降の人は、間口の広いリクルートエージェント
おすすめエージェントランキング
レバテックキャリア
日本マーケティングリサーチ機構の「ITエンジニアが利用したい転職エージェントNo.1」(2021年1月期)に選出されるなど、イメージの良い同社ですが、年間3,000回以上の企業ヒアリングを行うなど、サービス品質向上にも余念がありません。
近年、ITエンジニアの価値向上にも積極的で、7,000件中、8割の5,000件以上が年収600万円以上のハイクラス求人となっています。年収アップ率はなんと77%。保有企業の業態としては、SIer・ソフトウェアベンダー系、ネットサービス系、ITコンサル系(外資も含む)と幅広く網羅しており、初回提案内定率90%といういうだけあって、マッチング精度は極めて高いと言えます。じっくりと転職先を探したい人、早く次の転職先を決めたい人どちらでも満足できると思われます。
TechClipsエージェント
大きなポイントは事業会社の求人に特化しているという点です。内容的には、インターネット系サービス企業のフロント・インフラ系、ゲーム系企業のサーバーサイド開発・コンテンツ開発など。業種や技術領域の幅はやや狭い印象ですが、その分内容の良い”濃い”求人が期待できます。
高年収に特化している以上、首都圏限定のサービスになるのは仕方のないのですが、首都圏で事業会社に転職したい方にとっては、非常におススメのエージェントです。現役エンジニアが担当者ということで、技術的なスキルを理解・評価してもらいやすい点もポイントの一つです。
社内SE転職ナビ
利用者の約8割がソフトハウスやSIerからの転職組で、長時間労働&低賃金や客先常駐が嫌になったエンジニアの駆け込み寺としての地位を確立しています。
転職後の仕事としては、サーバーサイドエンジニア、インフラエンジニア、Webプログラマーなど。技術志向の人にとっては、やや選択肢の幅は狭くなるかもしれませんが、有名ゲーム会社やインターネットサービス会社など錚々たる企業の求人が揃っています。
客先常駐から抜け出すことに特化しており、当サイトの一押しエージェントと呼べる存在です。特筆すべきは、アドバイザーに人数のノルマがなく、一人の求職者にかける時間が通常のエージェントの2倍という点。アドバイザーが成果を上げようとこちらの意に沿わない求人を押し付けるということがないため、じっくりと転職先を見極めたい方に自信を持っておススメできます。
リクルートエージェント
求人の年齢的なボリュームゾーンは20~30代となると思われますが、求人の母数が多いため、40代~50代の方でも良い求人が見つかるかもしれません。
圧倒的な間口の広さから、やや条件的に厳しい方でも利用できるであろうセーフティネットとして紹介しました。実績豊富な分、職務経歴書作成や面接対策のノウハウは確立されています。ただし、アドバイザー一人あたりの担当人数が多く、人によってはヒアリングやケアをおざなりにし、強引にクロージングまで持っていこうとする場合があります。担当交代もできますが、他のエージェントとの並行活動も視野にいれて活用しましょう。
※なお、ここに掲載されている数値・データは全て2021年6月17日現在のものです。