このページではフリーエンジニアが正社員として再就職するためのテクニックについてお話していこうと思います。
- フリーエンジニアから正社員に戻ろうと思っている
- 再就職しようか悩んでいる
- 正社員に転職したいが成功するか不安だ
こういった方向けの記事です。
是非参考にしてみてください。
【結論】フリーエンジニアの再就職は簡単である
まずは結論から。
フリーランスエンジニアの再就職は非常に簡単です。
ITエンジニアの場合基本的には実力主義です。
それだけでなく昨今のIT業界では完全な売り手市場ということもあり再就職自体は決して難しいものではありません。
ですのでもしあながた迷っているようであれば全く悲観するつもりはありません。
フリーランスから正社員になろうとしている方の多くは
- 将来や老後のこと
- 世間体
- 収入面の安定性
など様々な理由によって悩んでいるのではないでしょうか。
もちろん正社員になれば全て解決することばかりでないとは思いますが、再就職は難しくありません。
再就職が何らかの解決手段になるようであれば積極的に転職活動をしてみてはいかがでしょうか。
フリーランスとIT転職市場だと少々勝手が違うものです。
まずは転職エージェントに相談するなどして市場調査をスタートすることをおススメします。
客先常駐型の企業であればハードルは低い
転職活動においてどういった企業にターゲットを絞るかというのも大事です。
客先常駐型の企業であれば採用ハードルはかなり低いです。
とにかく
- エンジニアとして働きたい
- 正社員という雇用形態で働きたい
というのであればこういった客先常駐型の企業に狙いを絞ればスムーズに転職できると思います。
ただしこういった企業は雇用条件や福利厚生の面が杜撰な企業も多いためしっかりと事前に確認しておく必要があります。
とにかく早く転職したいということであればこういった企業であれば遅くとも一か月以内に内定はもらえる可能性が非常に高いです。
大手企業や優良企業狙いであればじっくりと
逆に大手企業や優良企業狙いであればじっくりと時間をかけて転職活動をする必要があります。
それは選考ハードルが派遣型企業より高くなるためです。
もちろんあなたのスキルや経験によりますが、5~10社程度同時に進め1~2か月程度の時間をかけじっくりやらないと芳しい成果を得ることは難しいと思います。
また、ある程度戦略的な転職活動というのも必要になってきます。
企業ごとに面接官のクセもありますし、求められている立ち振る舞いもことなります。
特に経験者に対してはかなりシビアに見極めしてくる企業が多いため万全の準備が必要です。
ただ転職サイトから応募しているだけでは相当効率が悪くなってしまいますので転職エージェントと打ち合わせしながら活動することをおススメします。
再就職にあたり気をつけるべき点について
では実際にフリーエンジニアから正社員に転職する際に気をつけたほうがいい点はどういったものでなのでしょうか?
長いことフリーエンジニアをしているとIT転職市場での見られ方というのがわからなくなっている人がほとんどだと思います。
面接官の経験もある著者が転職者は何に気をつけるべきなのか?という点にフォーカスし解説してみますので参考にしてみてください。
ポディティブな印象を与えること
フリーエンジニアが再就職の際に気をつけるのはポディティブな印象を与えることです。
面接官はあなたの経歴に対して何か問題を抱えているのではないか?という疑いの目をもって接してきているため、
まずそれを払拭する必要があります。
例えば
- 資金繰りがうまくいかなくて正社員に戻ろうとしている?
- 人物的に問題があるのではないか?
- スキル面に問題があるのではないか?
- 健康や精神面で問題があるのではないか?
などですね。
面接官としてはこういったリスクを最も恐れます。
まずこういった点を一つ一つきちんと説明することが大事です。
そして最も大事なのが再就職が決してネガティブな理由でないと理解をしてもらうことです。
このあたりは転職エージェントと相談しながら企業ごとに対策をたてることがおススメです。とにかく基本的な姿勢としてこれを忘れてはいけません。
フリーエンジニア時代に培ったスキルや経験をしっかりアピールすること
フリーエンジニアが再就職の際に気をつけるのはスキルや経験をしっかりアピールすることです。
正社員のSEからするとフリーランスエンジニアって
- スキルが高いエンジニア
- 高年収のエンジニア
というイメージがあります。
少なくともスキルが低いというのは話になりませんので自分のスキルをしっかりアピールすることが大事です。
口下手な方や自信がないかたは資格を取得するのもおススメです。
また、ソースコードを公開したり技術ブログを執筆するなどスキルレベルが第三者にも把握できるなどの方法も有効です。
エンジニアの技術というのは面接時だけでは伝わりにくいものです。
実際に著者が面接官をしていた時も悪くないけど決め手にかけるというような時点で不合格にしていたケースも非常に多いです。
あなたはこういうもったいないケースは避けたいですよね。
ということで何かしらの手段でスキルアピールをすることが大切です。
再就職にあたり何故その会社を選んだかを自分の言葉で伝えること
フリーエンジニアが再就職の際に気をつけるのは何故その会社を選んだかということをしっかり伝えることです。
これはフリーランスからの再就職でやりがちなミスです。
よくあるミスなのですが別に他社でもいいよね、という判断を面接官にされてしまうケースです。
フリーエンジニア時代が長いと志望動機というものを考える機会はまずありません。
ただし正社員転職の場合この志望動機が何より重要になるケースもありますので、しっかりと練っておきましょう。
転職エージェントに相談すれば経歴書のブラッシュアップや志望動機の構築などかなりの部分まで
手伝いをしてくれます。
忙しいフリーエンジニアはこういった専門家の力を借りつつ転職活動をすると効率よく転職できます。
正社員転職の場合、30代が圧倒的に有利!迷っていたら早めの転職を
フリーランスエンジニアの場合40代でも50代も案件があります。
ただし正社員転職の場合若ければ若いほど有利で、年をとるとどんどん不利になっていきます。
ですのでフリーエンジニアを辞めて正社員に戻るのであれば早いほうが圧倒的に有利です。
なるべく若いうちにいい企業に転職し生涯年収を稼ぐというのが正社員転職市場では鉄板のセオリーとなっています。
このあたりをしっかりと認識し早めの行動を意識するようにするといいでしょう。
まとめ
フリーエンジニアが正社員として再就職するためのテクニックと考え方についてお話させていただきました。
正社員への再就職を考えているフリーランスエンジニアの方は是非参考にしてみてください。
また、本文でもお伝えしたように転職活動や面接対策は転職エージェントを利用したほうがぐっと効率がよくなります。
著者のおススメのエージェントも紹介していきますので是非登録して活動をスタートしてみてください。
あなたのエンジニアライフが豊かになるようにお祈りしております。