このページでは個人事業主エンジニアがエージェントを使用する際の注意点と基礎知識についてお話していこうと思います。
- 始めて個人事業主のエンジニアになる人
- フリーランスエージェントを始めて利用する人
- 常駐型のフリーランスとして初めて働く人
- エージェント選びのポイントについて知りたい人
こういった方向けの記事です。
是非参考にしてみてください。
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Contents
【結論】常駐型のフリーランスエンジニアはエージェント選びが全て
まず客先常駐型の個人事業主エンジニアにとってフリーランスエージェント選びが全てといっても過言ではありません。
請負型やリモートワーク型であれば自分で営業活動をするため様々な方法で仕事を獲得できます。
一方で常駐型フリーランスの場合エージェント経由での現場がほぼ100%で、個人で常駐先を選定することはありません。
そのため、よりエージェント選びが重要になってくるわけです。
エージェントによって
- エンジニアへの報酬(単価)
- 面談数や無駄なコストがかかるかどうか
- 仕事がしやすいかどうか
などが全く変わってきます。
ですのでエンジニアとしてはまずエージェントを比較する際のポイントについて知っておくことが大事です。
そのために個人事業主エンジニアが知っておきたい知識をまとめてみましたので参考にしてみてださい。
個人事業主エンジニアは支払いサイトについて知っておこう
支払いサイトとは入金までのサイクルを言います。
業界用語なので始めて聞く人にはとっつきにくいですよね。
支払いサイトは末で締めて30日~60日のいずれかが一般的です。
(企業によっては30日より短い場合もあります)
例えば5月に稼働して末に締めた場合、
- 30日サイト→6月末
- 60日サイト→7月末
が入金日になるわけです。
そしてエージェントごとにこの支払サイトは異なるというのが一般的です。
個人事業主エンジニアはキャッシュフローに気をつけよう
個人事業主エンジニアの場合サラリーマンと違い、毎月必ず決まった月に入金があるわけではありません。
そのため資金繰りに気をつけなければいけません。
特にブランクがあったり、案件と案件の受注サイクルが長い人の場合入金日まで生活ができないなんてこともあり得ます。
(実際の著者の知り合いでもこういったエンジニアは結構います)
もちろんある程度貯金があったり生活費に余裕を持っている人はそこまで気にする必要はないと思いますが、
エージェント選びの参考材料の一つにはなるでしょう。
【体験談】実績を作ることで柔軟に対応してくれるエージェントもある
これは個人的な体験談なのですべてのエンジニアの参考になるかは不明ですが。
エージェントによっては実績があると支払いを柔軟に対応してくれる企業も結構あります。
例えば
- 入金日前に前払い
- 入金日前に半分など一部前払い
などですね。
エージェントとしては数十万円くらいであれば前払いするのは全く問題がありません。
ただし前払いしてクライアントからの入金が滞ることがリスクです。
ですので実績があったり月末まで問題なく稼働していたりすると相談すれば対応してくれる企業もあります。
著者の場合生活費や急な出費で必要になった場合何度も対応してくれました。
これは参考事例としてお話させていただきました。
いずれにせよ支払いサイトは短い企業のほうがエンジニアにとってメリットがあると覚えておきましょう。
個人事業主エンジニアは契約期間について知っておこう
次に個人事業主エンジニアは契約期間について知っておきましょう。
契約期間というのはこの現場を何か月更新で延長するかということです。
ほとんどの契約は
- 一カ月
- 二か月
- 三か月
いずれかの更新単位です。
一度契約をすると基本的にはその契約期間はその現場で働く必要がありますので、エンジニアは知っておく必要があります。
とはいえ契約期間はクライアントや現場ベースで決まるためエージェントによって異なるものではありません。
ですので現場に入る前の契約の際に確認しておくべき内容になります。
現場を抜ける時には一か月前に告知を
また、一カ月前告知というのがこの業界のルールなので必ず知っておきましょう。
例えば契約終了の場合、エージェントからは一カ月以上前には連絡がきます。
逆にエンジニアから次回更新しない旨伝える場合は一カ月前に告知する必要があります。
これを徹底しないとトラブルになる場合がありますので気をつけましょう。
これは一カ月前告知がないと契約終了の際に
- エンジニア→いきなり契約終了になると生活面などの問題があり困る
- クライアント→引継ぎ対応や人員を探す時間がなくて困る
でお互い困ってしまうよね、というのが理由です。
問題が発生したらまずエージェントに相談を
一カ月前告知のルールについてはご理解いただいたと思います。
それと同様に重要なのが問題があったときにまずエージェントに相談するということです。
個人事業主のエンジニアの中には現場が嫌だから何の相談もせずに契約終了の告知だけするという方もいます。
ルール上はそれで問題ないのですがマナー的には大問題です。
それはフリーランスエージェントはクライアントとの信頼関係で飯を食っているからです。
アルバイトの派遣であればまだしも、多くの現場では長期に参画できるエンジニアを期待しているものです。
ちょっと働いて稼いだからサヨウナラでは企業側からしたらたまったものではありません。
何か問題が起きたのであればまずはエージェントに相談すること。
それによって解決できたりすることも結構あります。
実際著者も現場の人間関係や作業の割り振りなどはエージェントに相談し現場に話をすることで改善できたケースは多いのです。
このあたりはエージェントと一緒に仕事をしているという意識を持つことが大事です。
個人事業主エンジニアはトラブルについて知っておこう
次に個人事業主エンジニアが知っておくことはトラブルについてです。
常駐型エンジニアは安定して高報酬を得れるのがメリットですが、唯一のデメリットがトラブルがあることです。
トラブルを起こすエンジニアというのはごく一部ですが、あなたがそういったトラブルメーカーにならないように気をつけることはとても大事です。
トラブルの原因は多くが
- 勤怠が悪い
- スキルが低い
- 人間関係のイザコザ
などが原因です。
もちろん自身の努力ですぐに改善できない部分もありますが、意識をしておくことで回避できる問題が多いのも事実です。
とにかく勤怠だけは気をつけよう
常駐型のフリーランスエンジニアで最も多いトラブルが勤怠です。
残念ながら個人事業主エンジニアは時間にルーズな人が圧倒的に多いのは間違いありません。
これは意識の問題で改善できるので気をつけましょうとしか言いようがありません。
特に個人事業主の場合クライアントからすると
- 高い報酬を払っている(多くはプロパーより高額)
という意識が強いのです。
それなのに遅刻したり欠勤して100%稼働できてない状況だったら文句も言いたくなるものですよね。
このあたりの事情をちゃんと把握しておく必要があります。
正社員でないから時間はルーズでいいということでは決してありません。
また、この勤怠面にスキルや人間関係が絡むと最悪でだいたいがそこそこのトラブルになります。
スキルや人間関係は自身でコントロールするのが難しい面もあるのですが勤怠だけは別です。
しっかり見られているという意識で健康管理を万全にして臨みましょう。
外れのエージェントを引かないために
最後に外れのエージェントを引かないために大事なポイントについてレクチャーしていきます。
著者はフリーランスとしての経験が長いため様々なエージェントを見てきました。
その経験を元に執筆したので参考になれば嬉しく思います。
エージェント選びですが、以下四点に気をつけてください。
- フリーランスエージェントとしての実績が少ない企業は選ばない
- 営業の年齢層が高いエージェントは選ばない
- 支払いサイトが長いエージェントは選ばない
- 企業としての規模が小さすぎるエージェントは選ばない
そのうえで自分のスキルにあったエージェントを選ぶようにしましょう。
それぞれについて簡単に説明していきます。
フリーランスエージェントとしての実績が少ない企業は選ばない
まずエージェントとしての実績が少ない企業は避けるようにしましょう。
エージェントとしての実績は最低5年は欲しいところです。
理由は簡単です。
エージェントとして使える使えないはクライアント先の数やネットワークによって違いがでてくるからです。
何十年も実績がある企業であればかなりのクライアント数を保有していますし、エンジニアに紹介できる案件数や幅が広がります。
逆に立ち上げたばかりでエージェントしての実績は少ない企業ですとどうしても案件数に不安な面が拭えません。
何か特殊な理由がない限りこういった企業は外したほうが無難と言えるでしょう。
営業の年齢層が高いエージェントは選ばない
次に営業スタッフの年齢層が高い企業は避けるようにしましょう。
理由は簡単です。
高年齢の営業は
- バリバリ働く人が少ない
- 貪欲に決めに来ない
- 無駄な電話が多い
- 最新の技術や案件が少ない
という傾向があるからです。
もちろん全ての営業がそうとはいいませんが、やはりフレッシュな営業のほうがしっかりと働いてくれます。
紹介される案件数=営業の頑張りでもあります。
定時でサクッと帰っているおじいちゃん営業より深夜まで必死で対応してくれる営業に仕事を任せたいものです。
支払いサイトが長いエージェントは選ばない
次に支払いサイトが長い企業は避けるようにしましょう。
支払いサイトというのは個人事業主エンジニアにとって肝となる部分です。
ここが長いということはエンジニアのニーズを理解していない=提供しているサービスが低い
と言ってもいいと思います。
このあたりは考え方次第ですが、今は30日~45日あたりの支払サイトが主流です。
できる限りエンジニア想いのエージェントを選ぶというのが自然な選択でもあり、色々な意味でのリスクヘッジになるのではないでしょうか。
企業としての規模が小さすぎるエージェントは選ばない
次に企業としての規模が小さすぎる企業は避けるようにしましょう。
これは単純に支払い面の不安があるからです。
倒産リスクや支払い遅延リスクなどを考えると一定の資本金と事業規模を持った企業が安心です。
実際に著者の知り合いでも本来支払われる報酬を別の事業や従業員の支払いにあてていたなんてケースもあります。
これは論外としても、中小企業はそういったリスクを持っています。
個人事業主エンジニアの場合自分の身は自分で守る必要があります。
つき合う企業を考えリスクヘッジをするというのは大変重要なことです。
まとめ
個人事業主エンジニアがエージェントを使用する際の注意点と基礎知識についてお話してみました。
初心者のフリーランスエンジニアは是非参考にしてみてください。
本文でも述べましたがフリーランスにとってエージェント選びは本当に大切なポイントになります。
著者のおススメの企業を紹介しておきますので是非登録して活動をスタートしてみてください。
あなたのエンジニアライフが豊かになるようにお祈りしております。
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