このページでは最新のネットワークエンジニアのフリーランス案件事情についてお話していこうと思います。
現役のフリーランスエンジニアとして最新の情報をお伝えできればと考えております。
是非皆さんの参考になれば幸いです。
Contents
フリーランスエンジニアのネットワーク案件ニーズについて
フリーランス市場のネットワークエンジニア案件にニーズについてお話させていただきます。
インフラエンジニアの需要は非常に高くどういった現場でも引く手あまたです。
SES営業をしていると体感できますがネットワークエンジニアの募集は様々な企業でかかっており人材が枯渇していることがはっきりとわかります。
また、ネットワークエンジニアの場合一度現場に入ると最低半年から一年は現場からでてきません。
こういった事情がエンジニア不足に拍車をかけているという背景もあるようです。
クラウド化とネットワークエンジニアの将来について
クライド化によりネットワークエンジニアの需要は縮小するという意見があるようですが、業界の最前線にいる著者としては少なくともその兆候は見られないと感じています。
その理由についてもいくつか上がることができます。
- 公共機関や大手金融機関などかなり昔に作られたインフラの刷新案件が多くある
- クラウド化が進むとしてもネットワークの上流知識や構築経験は必須
- 新しい技術がでてくるとしてもインフラの根本的な理解や知識がベースとなる
という三点が理由になります。
今後技術の発展によりエンジニアに求められる作業工程や技術領域の比重は変わっても根本は変わらないのではないでしょうか。
技術が進歩しそれに対応していくというのはいつの時代のエンジニアにも求められることです。
今もネットワーク案件というのは増え続けていますし今後もさらに需要が高まっていくというのが業界人の多くの見方です。
ネットワークエンジニアの資格について
よく聞かれるのが「資格を取得したほうが案件探しや単価面でメリットがあるのか?」という質問です。
ネットワークエンジニアの資格というと皆さんご存じのCisco社のCCENT、CCNA、CCNP、CCIEあたりですね。
このあたりの資格を取得することにリターンが見合うか、というのは誰しも気になる点ではないでしょうか。
(参考:Cisco社のWebサイト)
https://www.cisco.com/c/ja_jp/training-events/training-certifications/certifications.html
結論から言うとフリーランスエンジニアの場合資格を持っているからといって優遇されたり単価に影響がでることはあまりありません。
ただし資格取得をしていることで自分の知識に穴がないか間違った知識を身につけていないかなどの再確認を行えるという意味があります。
また、今後若手に指導や講演を行う際には資格保有をしていたほうが印象がいいというケースもあります。
単価面だけを考慮すれば資格を取得してもしなくても関係ありませんが、エンジニアとしてトータルで考えると取得していたほうが有利といえるかもしれません。
また、フリーランスでなく正社員転職の場合は資格を取得していることははっきりと有利に働きます。
フリーランス向けネットワークエンジニア案件の単価と相場について
では本題です。
ネットワークエンジニアの単価の目安についてお話していこうと思います。
インフラのフリーランスエンジニア案件の場合、ざっくりですが
- 経験年数
- 作業工程
この二点で単価のベースが決定しますが、作業工程と作業内容をメインにお伝えしますのであとは自身の経験年数と照らし合わせて
適正単価か判断してみてください。
運用・監視/40~55万円
運用・監視案件の場合は40~55万円程度が相場です。
運用監視作業はどちらかというとスキルよりも体力やコンスタントに作業ができる精神面を重視されるため
そこまで単価がでにくい仕事です。
若手のインフラエンジニアがまず最初にアサインされる現場に多いのが運用監視です。
単価に幅があるのは熟練のオペレーターですと比較的いい単価がでる案件もあるためです。
構築工程/55万円~70万円
構築案件の場合は55万円~70万円が相場です。
実は構築案件の数は非常に多く、インフラのフリーランス市場で最も枯渇している工程といえます。
期間としては半年程度の案件が多いですが、社内で次々に案件を回すような現場だと長期化することもあります。
単価に幅があるのはプロジェクトの予算によってかなりばらつきがあるからです。
経験の浅いネットワークエンジニアでも高単価案件に参画できるチャンスは十分にありますから、インフラ案件に強いエージェントに相談してみるといいでしょう。
基本設計、詳細設計以降の工程/65万円~80万円
基本設計、詳細設計以降を担当する場合は65万円~80万円程度が相場です。
いわゆるSEクラスで、5年以上の業界経験があればかなりの高単価を狙うことができます。
期間としてはプロジェクトにもよりますが長期化するケースがほとんどです。
案件数としては非常に多く案件探しに困ることはありませんのでいかに高単価案件や自分の希望する案件に参画できるかということが重要です。
PM、PL/80万円~100万円
PM、PLとして参画する場合は80万円~100万円程度が相場です。
案件数としてはメンバー枠よりは少ないですが需要は非常に高いです。
特に大規模プロジェクトの経験が豊富であったり類似プロジェクトの参画経験があると喜ばれます。
また、コンサルファーム出身の場合優遇されるケースもあります。
インフラ案件に強いエージェントだけでなくコンサル案件や上流案件に強いエージェントに声をかけることで紹介される案件の幅を広げることができます。
ネットワーク案件で高単価をゲットし年収を上げるために気をつけたいこと
ネットワークエンジニアのフリーランス案件を見ると単価の差がだいぶあることに気がつくはずです。
もちろんあなたのスキルやエージェントによって単価は異なるのですが、一般論として少しでも高い単価をゲットするための方法をお伝えしておこうと思います。
稼ぎたいあたなは是非参考にしてみてください。
上流工程の経験を積もう
インフラエンジニアの場合、上流から対応できることで単価がぐっと上がります。
発注側の理想としては一人でなんでもやってくれるインフラエンジニアで、こういった人がいればお金はいくらでも出しますというのが本音です。
ですので
- 顧客折衝
- 要件定義や基本設計
- マネージメント・見積り
このあたりの経験とスキルを高めることで単価がぐっと上がります。
フリーランス市場ではそれだけでなく自ら構築したり手を動かすことができるエンジニアを好む傾向にありますので覚えておくといいでしょう。
コミュニケーション力を強化しよう
フリーランスエンジニアの単価とコミュニケーション能力は実は密接な関係があります。
極端は話をすれば一部の超優秀なSEを除けばエンジニアの能力は大差がありません。
大切なのは周りがストレスにならずにスムーズに作業ができるかという点です。
インフラエンジニアというのは基本的に複数人でチームを組み仕事をします。
コミュニケーションコストがかかる人がいるとそれだけでチーム全体の時間と効率を奪っていきます。
逆にチームが円滑に作業できるよう配慮できる人材だとそれだけで効率がぐっと上がります。
こういった面はお金に換算しにくい部分ですが、フリーランスエンジニア案件でコミュニケーション能力が高い人に高単価がでるのはこのような理由からなのです。
案件の商流を意識しよう
商流の浅い案件に参画することが単価を最も手っ取り早く上げる方法です。
特にフリーランスエンジニアの場合、SIerと直接契約することはできませんので仲介会社が入るケースが圧倒的に多くなります。
当然中間に入る企業が多くなればエンジニアの手取りが減ってしまいます。
このあたりに気をつけないとせっかく高収入をゲットできるフリーランスなのにみすみす機会損失をしてしまうことになります。
著者の知っているフリーランスでも相場よりだいぶ安い単価で働いているエンジニアは非常に多いです。
まずは
- 自分が適正単価であるか
- 商流が深すぎないか
- インフラに強いエージェントに依頼しているか
この三点について見直しをしてみるといいでしょう。
まとめ
フリーランスエンジニア向けにネットワーク案件と単価についてお話してみました。
著者自身の体験や知りあいのエンジニアの情報を元にリアルな情報をお伝えできたと思いますので参考にしてみてください。
またフリーランスにとってエージェント選びは大変重要で単価に影響します。
それはエージェントの商流や得意分野によってエンジニアの報酬が変わってくるからです。
ネットワークエンジニアのためにおススメのエージェントを紹介しておきますので是非登録して活動をスタートしてみてください。
あなたのエンジニアライフが豊かになるようにお祈りしております。
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