このページでは帰社日についてまとめてみました。
帰社日は客先常駐に出ているエンジニアにとって、久しぶりに本社に帰り他の社員と話をするいい機会です。
また、何か作業をするわけでもなく業務扱いになりますので仮に有意義でなくともらくちんであるはずです。
にも関わらず、ほとんどのエンジニアが面倒、無駄、行きなくないと内心思ってます。これは何故なんでしょうか?
私の体験をもとにちょっと掘り下げて考えてみました。
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自分のスキルアップにつながらないから
帰社日で帰っても本社の人間は営業をはじめプログラミングよくわかりませ~ん、という人がほとんどだったりします。
客先常駐の場合、社員スキルがバラバラの寄せ集め集団というような組織であることが往々にしてありますね。
そのため自分のスキルアップを考えるなら先輩に聞くよりも現場で聞くか自分で調べるほうが早いなんてケースもしょっちゅうあります。
客先常駐の場合、社員のスキルもバラバラだったりするしね。
ということで帰ってきても技術的に話せる相手がいない・・・ということも多々ありました。
何か困っていることがあって相談しようにも現場をみていない人に説明するのも簡単ではありません。
問題がある場合って、現場の人間関係、仕事の振り方や自分のスキルや納期など色々な要因が絡まっている場合がほとんど。まずこの説明をするのがめんどくさいですよね。
したところで現場にいない人間のアドバイスがどれだけ効果的なのでしょうか?
などなどの理由から多少問題があっても「説明するのがめんどいからいいや」という感じで「特に現場で問題はありません」とかもしくは表面上の報告だけに終わってしまうわけですね。
このあたりは経験者なのでよ~くわかります(笑)
社内に聞ける人がいない、というのもよくある話。
帰社日の内容がくだらないから無駄に感じる
帰社日ってだいたい一か月とか二か月に一回とかですよね?
帰社日を開催する理由って会社側としては簡単です。
普段外部にいる社員に対して、帰属意識をもたせるためだったり、会社への忠誠度を上げたり、離職率を下げたいんですね。
何かを社員に伝えたい、共有したいというより上記のような目的のために開催されるので、どちらかというと会う事自体が大事だったりします。
ということで帰ってきても内容がスッカスカの場合がほとんどなんですね(笑)
本当に意味ね~て場合がほとんど。
そもそも会社の方針ってそんな短期間でコロコロかわるわけでもないですし、派遣やSESメインの会社の方針って「たくさんとってたくさん決めて売り上げを上げる」
という単純明快なものでそこまで大上段に構えて説明するようなことってほとんどないんですね。
ということで帰社日の内容が何もなく、くだらないためわざわざ行くのが無駄に感じる、というのは結構上位にくる理由ではないでしょうか。
エンジニアの仕事の本質と全く関係ない話は勘弁してほしいぜ。
帰属意識がないから行きたくない
たまにしか本社に帰っていないとどんどん帰属意識が薄れてきます。
帰社日に帰らなくても業務上は別に支障がない場合がほとんどです。
連絡はチャットなりメールなりですみますしね。
となると、本社はただの給料を振り込む組織としか思えなくなってきてしまうんですね。
客先常駐は実質的には派遣と変わらないと言われるのはこのあたりが理由です。
高年齢になって案件がなくなって、ずっと社内待機のような状況になったときに本当に会社は守ってくれるのか?と考えたとき私の答えはNOでした。
出稼ぎ労働者が会社に愛着をもてるか?という話。
面倒?そんなことより作業をしたいから
現場では納期もあり、日々の作業に追われています。
自分のタスクを後回しにして、無駄な帰社日に参加するくらいであれば行かなくていいかなという思考になるのはもっともです。
あとで大変になるのは自分なのですから。
また、業務時間内に行われる帰社日ならいいのですが、会社によっては19時や20時など遅い時間から開催される場合もあります。
疲れているのに面倒だ・・・と誰しもなるのはよく理解できます。
半日休んだらその分別の日に残業するんだぜ・・・。
知っている人や仲がいい人が少ないから乗り気がしない
SESや派遣契約などの場合、本社の人の入れ替わりが激しいのもよくあるケースです。
帰社日に毎回参加しているかたや頻繁にチームメンバーと交流をしている人以外ですと、本社に戻っても知っている人が少なかったりします。
知っている社員がいても特に仲が良くなかったり。
これでは積極的に帰社日に戻ろう、と思う事は少ないのではないでしょうか?
切ないがよくあること。
まとめ
帰社日のくだらなさについてまとめてみました。
客先常駐の危険さに気がついた賢明な皆さんはすぐにでも転職活動を始めるべきです。
理由はいくつかあります。
・若いほうが市場価値が高く転職しやすい
・客先常駐SEは低年収が多いため、容易に年収がアップできる
・40代になると転職先の選択肢が非常にせまくなってくる
などなど。
転職は少しでも若いほうが簡単なのは言うまでもありません。
また、若い時期の就職企業が生涯年収を大きく左右します。安い賃金でコキ使われている場合でありませんよ!
客先常駐から脱出して福利厚生が充実した社内SEになった人に話を聞きました
客先常駐から脱出するための転職エージェントはここだ!
客先常駐から脱出するためには、自社開発や定年まで働ける優良企業に転職することが大前提です。
情報収集と転職活動においては、転職サイトよりも転職エージェントを利用することをおススメしておきます。
理由は簡単です。
・転職サイトは企業が掲載しているため企業のよって都合のいい情報ばかりになってしまう
・転職エージェントは社員の声や生の情報、企業をよく知るエージェントから生きたアドバイスがもらえる
からです。
転職エージェントの情報はネットにたくさんありますので、自分にあった会社をみつけてみてください。
せっかくなので自社開発や優良企業にめちゃくちゃ強いエージェントをこっそり紹介しておきます。
客先常駐から脱出するには絶対に活用したいエージェントです。
まずは登録して相談だね。自分にあったエージェントを見つけよう。