このページではフリーランスエンジニアになりたい大学生やプログラミングに興味のある
大学生のためにお話をしていこうと思います。
- 大学在学中だけどフリーランスエンジニアになりたい
- 卒業後は就職せずフリーランスエンジニアになろうと思っている
- 昔からプログラミングをしていたのでそれを生かしたい
- プログラミングに興味がある
- とにかく同世代より稼ぎたい
こういった方向けの記事です。
著者は現役のエンジニアです。
フリーランスエンジニアは20代そこそこで年収1000万円を稼ぐ事も珍しくないという、大変魅力的な世界です。
興味がある方は是非参考にしてみてください。
大学生でフリーランスエンジニアになるのに向いている人
まずフリーランスエンジニアに向いている方の傾向について説明していきます。
以下三点になります。
それぞれ詳しく説明していきます。
- とにかく稼ぎたい人
- 将来起業したい人
- 大学での生活に意味が見いだせない人
とにかく稼ぎたい人
フリーランスエンジニアに一番向いているのがとにかく稼ぎたいという野望を持った方です。
就職活動をしてそこそこいい企業に入ったとしても新卒であれば年収はたかがしれています。
高学歴やハイスペックで激戦を勝ちぬいた一部の就活生(全体の1%以下)を除けば
年収300万円台スタートです。
あなたが高学歴や超絶ハイスペックで大手や優良企業にうまいこと滑り込めるのであればそれもいいでしょう。
ただしそいうでない場合30代で年収400万円台、40代でやっと500万円に到達するかどうかといったところが相場です。
実際にITエンジニア志望の場合中小のSIerやソフトウェアハウスの場合、それくらいの年収が平均値なのではっきりいって希望はあまりありません。(調べてもらえばわかると思います)
特に客先常駐や派遣系に就職してしまったら最悪です。
大学生のフリーランスエンジニアはどれくらい稼げる?
じゃあフリーランスエンジニアはどれくらい稼げるの?というのは気になるところですよね。
フリーランスエンジニアの場合、在宅型と常駐型に分類されます。
在宅型は名前の通り在宅で開発や請負作業をすることです。
常駐型は客先常駐で開発作業をすることです。
各々の報酬の目安を説明していきますね。
在宅型フリーランスの報酬目安
在宅型の報酬ですが、これは各プレーヤーによって大きく異なります。
どれくらい稼ぎたいのかによって仕事量や料金体系、仕事の選択などが全く異なってくるためです。
例えばですが、
月に50万円の単価の開発案件を二件受注すれば
50×2=100万円の報酬となります。
生活するだけであれば
月に10万円の単価を3~4件も受注すれば
30万円~40万円の報酬となります。
こんなにうまくいくの?
今はクラウドワークスなどクラウドソーシングのサービスが発達しているからね。自宅にいながら日本中から仕事を受注できるんだ。
もちろん上記は一例です。
100万円の単価の案件を受注して知人や下請けに作業してもらってもOKです。
30万円支払って、あと自分が作業すれば70万円の報酬になります。
事業化したい人におススメの方法ですね。
また、安い単価を積み上げていくというのも一つの手法です。
5万円の単価でも6件受注すれば30万円になります。
今はWordPress案件が特に多いです。バリバリの開発が苦手な人はHTMLやCSS、PHPなどをマスターするだけでも仕事がたくさんありますよ。
このあたりは自分のスキルや好きな言語と相談して戦略を決めていくといいと思います。
で結局在宅型の目安としてはどれくらい稼げるの?
一概には言えないのですが、一定のスキルがあれば50万円~100万円くらいは稼げます。
もちろん本人の努力は必要だと思うけど。
著者の知り合いでもこれくらいが相場だね。
おおー夢があるなあ!
クライドソーシングは働く地域を選ばないのも魅力だよね。
常駐型フリーランスの報酬目安
常駐型の報酬ですが、40万円~70万円程度が相場です。
これも各プレーヤーによって大きく異なります。
常駐型の単価は
- エンジニアのスキル
- エンジニアの経験値
- 参画している現場の商流の浅さ
- エンジニアの業務経験
などトータル的な要素によって決定します。
現在IT業界におけるフリーランスエンジニアというのは、20代30代は非常に高いニーズがあります。
よほど変な人でない限り常駐型の案件であればすぐに現場が決まり稼ぐ事ができます。
常駐型のメリット
常駐型のメリットとして安定しているという点があげられます。
在宅型の場合自宅で作業できるのですが自分で仕事を獲得しなくてはいけませんし、
支払いのリスクも自分で負うことになります。
常駐型の場合は労務を提供しているのでそういったリスクがありません。
悪く言えば高時給のアルバイトともいえますがそれで年収800万円いくのであれば十分なのではないでしょうか。
もちろん常駐型の仕事をしながら空いた時間で在宅をする、という両立も可能なので
大学生エンジニアはこういった選択肢もおススメしておきます。
将来起業したい人
フリーランスエンジニアに向いているのは将来起業したい人です。
フリーランスエンジニアになった瞬間から屋号をつけたり会社を立ち上げる人も多いですよね。
なので起業は夢などではなく、フリーランスになればすぐにでも事業を起こせるわけです。
もちろん最初は一人かもしれませんが、
- 営業活動
- 資金のやり繰り
- 経理
- 広告
- 広報活動
などおよそ事業に必要なことは一通り学べます。
いちいち起業スクールやセミナーなど通う必要なく自身が体験できるわけです。
また、外注を雇ったり社員やアルバイトを雇用するなど本格的な事業化にもピッタリです。
著者の知り合いでもフリーランスエンジニアを一人で初めて従業員100人以上、年商10億程度の
会社を経営している社長さんがいます。フリーランス上がりの成功者の方はめっちゃ多いです。
手っ取り早くお金を稼いで起業したいのであればフリーランスエンジニアというのは大変魅力的な
選択肢なのです。
新卒でIT企業に入社してもフリーランスになる例が増えている
新卒でIT企業に入社しても結局大して稼げないしスキルも身につかないよね、
ということでフリーランスになる若者が増えています。
であれば大学生の時にフリーランスになったほうがスキルや経験が増えますし、メリットが大きいですよね。
何より生涯賃金が全く異なってきます。
実際優秀なエンジニアは雇用されることの無意味さに気がついて大学中に起業したりしてますよね。
ホリエモンしかりザッカーバーグしかり。もちろんビルゲイツもそうです。
関連動画はこちら。
https://youtu.be/YaYzjZNtjuM
大学での生活に意味が見いだせない人
フリーランスエンジニアに向いているのは大学での授業に意味が見いだせない人です。
理由は簡単で、大学で無駄な時間を使うのであればその時間で稼いだほうがいいということです。
大学の授業で得た知識の中で社会人になって役に立つものはごくわずかです。
また、大学の飲み会やサークル活動もお金や時間を浪費することにはつながっても
将来何か役に立つか、というとほとんど無価値です。
もちろんそれが楽しくて仕方がないのができるだけ遊びたい、という人を否定するつもりはありません。
つまり言いたいのはせっかく大学時代は膨大な時間があるのだから無駄遣いせずに
人に差をつけたり稼ぐ事に使ったほうがいいよね、ということです。
新卒で入社してくるエンジニアを見て思う事
エンジニア志望でIT企業に入社してくる新卒は非常に意識が低いことが多いんですね。
それは大学時代にほとんどプログラミングの勉強をしてこないから。
彼らは入社したら手取り足取り教えてくれるだろうという認識で入社してきます。
しかし考えてみてください。
プロ野球で高卒ルーキーがそんな意識でプロ生活を始めるでしょうか?
絶対にそんなことはありません。
本当にエンジニアになりたい、と思うのであれば時間がありあまっている大学生時代に
フリーランスでバンバン稼いで実績を作るくらいでないといけません。
本当に優秀なエンジニアは皆必ずそういった意識をもっています。
大学生でフリーランスエンジニアになるのに向いていない人
次にフリーランスエンジニアに向いていない方の傾向について説明していきます。
以下二点です。
では説明していきます。
- 学習が苦手だ
- 安定志向である・リスクを恐れる
学習が苦手だ
これはフリーランスエンジニアだけでなく、エンジニアとしての適性の問題でもあります。
プログラミングに関する知識は多岐に渡ります。
また、常に最新の技術が生まれてきますからそのキャッチアップも必要になってきます。
そもそもの基礎知識を習得するための意欲がない場合、残念ながらプログラマーになるのは諦めたほうがいいでしょう。
エンジニアは実力主義なので他者との比較がされやすいです。
これは営業マンと同じです。
適正がない仕事を選択し劣等感やストレスを味わう、というのはとても合理的な選択とはいえません。
きっともっといい仕事があると思います。
安定志向である・リスクを恐れる
どちらかというと安定志向の場合、普通のIT企業に入社すべきです。
また、フリーランスという仕事全般に言える特徴ですが、一定のリスクをとれない人は成功することが難しいでしょう。
ただし収入面とリスクはトレードオフの関係です。
安定した企業で高収入のITエンジニアになりたい、という希望を持つのは自由ですがそんな職場に新卒で入れるのは
一部の優秀極まりない人だけです。
多くのITエンジニアは安い年収で正社員という立場を守るために働いている方が大部分です。
他人の2倍3倍という年収を得ようと思ったらある程度のリスクをとることは必要です。
といってもフリーランスエンジニアのリスクなどたかが知れています。
ITエンジニアは現在空前の売り手市場です。かつ仕事受注のためのインフラがこれだけ整備されていてリスクがあるとびびっているようでは何をしても成功できないでしょう。少し厳しいようですが。
大学生が最短で稼げるフリーランスエンジニアになるために
では具体的に稼げるエンジニアになるために何をしたらいいのでしょうか?
一番大事なことはスキルを上げることです。
これさえできればもう稼いだも同然です。
ではあとはどうすれば最短で効率よくスキルアップできるか、ということだと思います。
そのあたりを説明していきます。
独学はどう?最も効率的なプログラミングの勉強方法について
最も優秀なプログラミングの勉強方法は「できるだけ優秀な人に教えてもらう」ことです。
シンプルですがこれにつきます。
例えばあなたが高校球児であればプロ野球選手にマンツーマンで教えてもらうこと。
プログラミングであれば天才プログラマーや優秀なフリーランスエンジニアにマンツーマンで教えてもらうこと。
これが一番手っ取り早いのですが、教えるほうのメリットや金銭的な問題を考えるとあまり現実的ではありません。
ちなみに独学はおススメしません。
- 時間がかかり効率的でない
- 知識を体系的に学べない
- 好きなことばかり学習しがちになってしまう
- 分からない部分があっても中途半端なままになりがち
など簡単に始まられる一方で総合的に考えるとデメリットが大きいのが理由です。
最も効率的なのはプログラミングスクール
結論からいうと最も効率的に学べるのはプログラミングスクールです。
スキルアップのための条件をかなり満たしているからです。
- 実践的な知識を得ることができる
- 知識が体系的に学べる
- 不明点があれば納得するまで質問ができる
- 現役のエンジニアに教えてもらえるスクールもある
- マンツーマンで教えてもらえるスクールもある
このあたりが大きな魅力です。
デメリットとしてはお金がかかることです。
ただしほとんどのプログラミングスクールは学割がききます。
大学生であれば免許合宿や資格取得で親からお金をだしてもらう方も多いですよね?
同じように将来への投資と考えればそう大した金額ではないのではないでしょうか。
おススメのプログラミングスクールはどこかあるの?
【登録はこちら】Tech Boost
ふむふむ。
仕事を始める最初の一歩は?
仕事を始める実績作りとしておススメなのがクラウドソーシングのサービスです。
例えばランサーズではエンジニアは以下カテゴリーに分かれています。
・エンジニアのカテゴリー
・WEB・システム開発
・スマホアプリ・モバイル開発
・アプリケーション開発
・運用・管理・保守
この各々のカテゴリーがさらに細分化されます。
その中から発注者はスキルやキーワードを検索し、受注者を探すことができます。
仕事の領域は多岐に渡りますので、自分の得意な開発で実績を積んだり簡単な仕事を請け負うにはピッタリです。
クラウドソーシングはまず経験を積むのにもピッタリです。
また、市場でどういった開発ニーズがあるのかどういった相場感なのか、ということも
リサーチすることができます。
最強!最も安定して稼げるのは常駐型のフリーランスエンジニア
実は若手エンジニアに最もおススメなのは常駐型フリーランスエンジニアです。
理由は以下です。
詳しく説明していきます。
- 現場で教えてもらいながらお金がもらえる
- 仕事がたくさんあって安定している
- 空いた時間に在宅型の仕事も受注できる
現場で教えてもらいながらお金がもらえる
いくら若手で優秀なエンジニアでも、業界経験1年目~2年目であれば正直スキルレベルはまだまだです。
ぶっちゃけ教えてもらわないとわからないことのほうが圧倒的に多いです。
企業の場合、こういったエンジニアの教育コストなどを考慮し新卒エンジニアはめちゃくちゃ給料が安かったりするわけです。
ところがフリーランスエンジニアの場合は違います。
若手でも常駐型はかなり高単価がでます。
それだけではありません。フリーランス常駐型案件の場合、周りのエンジニアがめちゃくちゃ優秀な方が多いのも特徴です。
技術を盗んだり現場で無償で教えてもらったりできます。
これで年収500万円とか600万円くらい到達します。
これが常駐型フリーランスが最強の理由です。
仕事がたくさんあって安定している
いくら単価が高くとも安定しなくては意味がありませんよね?
常駐型フリーランスの魅了は案件がめちゃくちゃ多いということです。
特に若手のWEB系エンジニアであれば引く手あまたといっても過言ではありません。
よほど条件を選ばない限り仕事が途切れることはありませんの。
このあたりは大きなメリットです。
気になる人は実際にフリーランスエージェントに登録して案件の紹介をもらってみよう。
わかった!おススメはどこかあるかな?
空いた時間に在宅型の仕事も受注できる
それだけではありません。
在宅型をメインに常駐案件に入る、というのは難しいですが常駐型をしつつ在宅型の案件を受注するということは可能です。
先にお伝えしたように在宅型の仕事の領域は非常に多岐に渡ります。
- 自分の興味ある言語の案件
- 今後スキルを伸ばしたい言語の案件
- 自分の弱い部分をカバーする案件
- コツコツ稼げる案件
- 実績作りになる案件
このあたりを自分で選びスキルアップしていくことができるのです。
フリーランスエンジニアというのは自分のキャリアを自分で構築できるのが魅力です。
その中でも常駐型フリーランスは最強の選択肢といっていいでしょう。