このページではプログラマーの転職回数についてお話していこうと思います。
- 面談時に転職回数のことを指摘されることがある
- 書類通過率に影響がないか心配だ
- 今後のキャリアを考え転職回数が気になる
- 転職活動をスムーズにするために対策を知りたい
こういった方向けの記事です。
是非参考にしてみてください。
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Contents
【結論】もちろん転職回数は少ないほうが印象は良い
まずは結論から。
もちろん転職回数は少ないほうが印象が良いのは間違いありません。
しかしそれは面接における一つの判断材料であって、それだけで採用の可否を決めるというケースはまずないと思っていいでしょう。
ですので、このページを見ていただいているあなたは過度に転職回数を気にしすぎる必要はありません。
とはいえ極端に転職回数が多い場合は例外です。
私も面接官を経験していたのでわかりますが、面接官はプロです。
彼らはいい人をとることが大切なミッションですが、やばい人やリスクのある人を絶対にとらないこということも同じくらい重要視しているのです。
ですのでリスクヘッジのため、彼らは転職回数が多すぎる場合無条件に切り捨てます。
仮に面談時に人柄やスキルが問題なくとも転職回数の多さだけでNGになるケースがありますので、
転職癖がある人は気をつけなくてはいけません。
会社の社風やどういった会社を狙うか?で転職回数の重要度は異なる
そのうえで知っておきたいのが社風によって転職回数の受け取り方は異なるという点です。
例えばSIerや古風な社風の企業ですと、転職回数が多いのは絶対NGというケースがほとんどです。
逆にベンチャーやWEB系の企業の場合、自分でサービスを立ち上げたりしているメンバーも多く、
転職回数よりもスキルやキャラクターを見られる傾向が強いです。
ですので転職回数がネックになってしまってなかなか面接まで進まない場合はエントリー先企業を少し変えてみるというのも必要です。
例えばSES企業や客先常駐型企業であれば採用ハードルは非常に低いため、転職回数をシビアに見られることは少ないという特徴があります。
このように、自分の状況に応じてエントリー先企業を選びなおす、というのも効率がいい戦略です。
転職回数が多いのは変えられない!大事なのは転職の理由と信頼感
そもそも悩んでいてもすでに転職してしまった回数というのは変えられません。
なかなか転職活動がうまくいかない場合は上述させていただいたようにターゲット企業を変えることが一つの方法です。
面接に進んだ時に大事なのは転職の理由と面談時の信頼感です。
面接官というのは基本的に転職回数の多いエンジニアを怪しいと思っています。
どちらかというとネガティブな印象を持たれていることが多いので、なんとか面談時に不安を払拭させ挽回するようなイメージで頑張るといいでしょう。
面接練習と転職理由の構築は必須の対策
とはいってもそう簡単に面接をクリアできるようであれば苦労はいりませんよね?
おススメの方法は以下三点です。
- 鏡に向かってしゃべりその姿をチェックすること
- 録音し自分の声を聴くこと
- 転職理由など重要ポイントはテキスト化し覚えること
簡単にでき、必ず効果がありますので是非試してください。
こういった手間を惜しむ人がいますがそれは本末転倒です。
工夫せず転職活動してなかなか内定が出ないほうが無駄な時間とコストなのです。
なのでしっかりと面談対策を行い完璧な状態で望むことをおススメします。
転職エージェントでは面接対策や経歴書添削もしてくれます。
自分で頑張るのが苦手な人はこういった専門家に依頼してもいいでしょう。無料なので使えるものは使えるスタンスで臨みましょう!
自分のスキルを上げることが転職に成功する本質
さて、ここまでのお話を簡単にまとめると以下三点です。
- 転職回数がネックになる場合ターゲット企業を変えよう
- 転職回数は変えられない
- 面接対策をせよ
当たり前なのですが、これに加え本質的に最も大事なのは自分のスキルを上げることです。
転職活動を成功されるにはトータルの能力を上がることが大事です。
面接対策もその一つですが、エンジニアとしてのスキルと知識は取り繕うことが難しいと思います。
ここを重点的に上げることが転職に成功する本質であることは間違いありませんので、日々の仕事の取り組み方や考え方を少しずつでも変えていくといいでしょう。
元面接官が語る!転職回数に関する忘れてはいけない面接時の4つのポイント
では最後に面接時に気をつけたほうがいい点について述べていこうと思います。
先ほどもお話したように、転職回数の多いエンジニアに対しては面接官は不安を抱いています。
何か問題を抱えているのではないか?という疑義を抱えていますのでその不安を払拭しないような
回答をする必要があります。
詰まってしまったりモゴモゴしたり目が泳ぐというのは最悪なのできちんと準備しておくようにしましょう。
体調面が健康であることをアピールする
転職回数が多い人は体が弱いか自己管理能力が低いのでは?と思われている可能性があります。
実際私が面接官だった時にもそういう見方をしていました。
特にITエンジニアの現場は過度な残業を強いられたりして体を壊すケースが多いものです。
もちろんそれ自体は残念ですし仕方がないことです。
しかし面接官としては入社後同じことになったら困るんだけど?という視点でしか見ていません。
ですのでしっかりと体が健康であることをアピールしましょう。
もし本当に体調を崩して退職してしまったケースがある場合はしっかりと説明する必要があります。
少なくとも今は万全の体調で働けるということを面接官に理解してもらう必要があります。
精神面が健全であることをアピールする
転職回数が多い人は精神面で問題があるのでは?と思われている可能性があります。
ITエンジニアに鬱病が多いのはご存じの通りです。
鬱病の厄介なところは再発することと、いつ再発するかわからない点です。
単に体が弱いのであれば稼働時間をコントロールするなり体調管理をするなりである程度なんとかカバーできますが鬱病の場合はそうもいきません。
何しろ本人がコントロールできませんし、周りの人間もどうしようもないわけです。
こういった社員に内定をだすわけにはいきませんので、転職者は面談時にしっかりと説明する必要があります。
仲間と上手くやれることをアピールする
転職回数が多い人は職場での人間関係に問題があるのでは?と思われている可能性があります。
元面接官から言わせてもらうと、面接時に愛想よく振舞うのは当たり前です。
ただし実際に現場にはいると周りと喧嘩したり上手くやれなかったりというエンジニアはめちゃくちゃ多いのです。
面接官としてはそういったリスクがないかという点をチェックしています。
もしあなたが個性的であったり我が強そうに見えたり協調性がなさそうに見えるタイプであれば
充分にこのあたりの点をケアしなくてはいけません。
職場の仲間とよく飲みに行っていたことやプライベートでも遊んだことなど、とにかく何でもいいので
そういったエピソードを交え話をするだけで大分印象が違ってくるものです。
飽き性&ワガママでないことをアピールする
転職回数が多い人は飽き性なのでは?と思われている可能性があります。
ITエンジニアにはかなりの飽き性の人が一定数存在します。
現場で自分の希望する作業ができないと転職する、ちょっと気に入らないと転職する人は面接官時代に結構みてきました。
これは技術志向の強い方にありがちな傾向でエンジニアとして必ずしも悪い部分ばかりでもありません。
がしかし、面接官としては入社して後もちょっとしたことが理由で転職してしまうのでは?という目で見ざるを得ないのです。
このあたりを理解しないと「自分は優秀なのに分かっていないよね」という風な考え方になっていってしまいどんどんと不幸な報告にいきがちです。
本心はどうあれ、きちんと自分は長期で働きたいということを口にして面接官を安心させてあげましょう。
まとめ
プログラマーの転職回数についてお話させていただきました。
面接回数の考え方やかなり実践的な方法について元面接官という立場からレクチャーさせていただいたので、参考にしていただける部分も多いのではないでしょうか。
また、本文でもお伝えしたように面接対策は転職エージェントを利用したほうがぐっと効率がよくなります。
著者のおススメのエージェントも紹介していきますので是非登録して活動をスタートしてみてください。
あなたのエンジニアライフが豊かになるようにお祈りしております。