Webデザイナーが客先常駐をしてはいけない3つの理由

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このページではWebデザイナーが客先常駐をしてはいけない理由について
まとめてみました。

客先常駐でクライアント先に派遣されるのはエンジニアだけではありません。
Webデザイナーやクリエイティブな仕事をするスタッフも派遣されます。
ただし、これはめちゃくちゃデメリットが多くおススメできません。
何故なのでしょうか?
その理由を詳しく説明していきます。

デザイナーで客先常駐はダメ!絶対!

転職パンダ

そうだね。自社サービスの会社に転職するか稼ぎたいならフリーランスになろう。

わざわざ派遣会社(SES企業)を通じて現場に入る必要がないから

そもそもWebデザイナーの場合、派遣会社(SES企業)に入社するメリットがほとんどありません。
(どうしてもその企業に入社したい、という事であれば別ですが)

何故ならわざわざSES企業から派遣されなくとも、勤務先企業はたくさんあるからです。

それだけではありません。
SES企業は多くが中小企業です。
資金が潤沢な企業のほうが多く、安定性や将来性、40代以降の事を考えると圧倒的に
不安定な企業が多くとてもおススメはできません。

転職するなら若いうちがおススメだよ。

転職パンダ

デザイナーの採用ハードルは高くない

とはいえWebデザイナーの募集が市場にとても少なく、SESや客先常駐という形態でないと
なかなか仕事にありつけないというような状況であればまだ仕方がありませんよね。

ただし現状ですが、中小企業からベンチャー、ゲーム会社やメガベンチャーやWeb制作会社など
就職先はたくさんあります。

また、こういった企業においてデザイナーの採用ハードルがめちゃくちゃ高いかといわれるとそんなことはありません。

むしろ若ければポテンシャルしゃ将来性を考慮してかなり採用ハードルは下げられる傾向にあります。
こういった状況でわざわざ客先常駐企業に所属するメリットはほとんどないといっていいでしょう。

そんなに転職は難しくないよ!

転職パンダ

客先派遣の企業で妥協しちゃだめ。

行きたい企業は自分で調べて行こう

Webデザイナーと一口に言っても様々な業務がありますよね。
一般的なWebサイトデザイン、ゲーム系やキャラクターデザイン、もしくはポスターや広告のデザイン。
デザイナーそれぞれ自分の強みや今後進みたい方向というのがあるはずです。

ところが客先常駐の場合、そこまで派遣先を吟味せず「派遣できる企業にいってもらう」
というスタンスになりがち。

これは悪しき風習ですが、人材派遣ビジネスの業界の中で働く以上は諦めなくてはいけない部分です。

客先常駐は我慢ばっかりだよね。

転職パンダ

そのように
・そこまで行きたい会社でもない
・やりたい仕事でもない

けど妥協して仕事をするのは大変な時間の無駄です。

それであれば自分で調べて納得の上働くのがいいのは誰が見ても自明でしょう。

自分が本当に何をやりたいか?もう一度考えてみよう。

スキルアップと割り切るならあり

とはいえ全くの未経験で経験を積ませてもらえる環境があれば、
割り切って一定期間働くのもありです。
ただし客先常駐の場合、

・スキルやキャリアが身につきにくい
・給料が安い

というデメリットがありますので、惰性で働くのはやめましょう。
ある程度スキルと経験が身に付いたら、スパっと転職するほうがいいでしょう。

ちゃんと期限を区切ってね。

給料がさらに安くなるから

客先常駐で働くデメリットはズバリ「給料が安いから」です。
IT業界の場合下請け構造から逃れることはできません。

客先に常駐するWebデザイナーは、直接クライアントから仕事をもらう立場ではありません。
クライアントが元請けにお金を払いさらに先に発注していたりしますよね。

いずれにせよ、客先常駐しているデザイナーはその末端にいることは間違いありません。
こういった「構造的に給与が安くなる」ことが客先常駐デザイナーの悲劇です。
このことは必ず理解しておく必要があります。

客先常駐の宿命です。

転職パンダ

デザイナーはもともと薄給なのに、さらに安い給料で働くの?

そもそもデザイナーは薄給です。
開発エンジニアと比較すると一人月の単価は比べ物にならないほど安いです。

頭を使って思いっきりクリエイティブで精神的も疲れるデザイナーの仕事。
それが客先常駐になると所属会社に支払いの単価は微々たるものになってしまいます。

こういった事実に気がついた人はすぐに転職したり、フリーランスになったりするわけですね。

あなたはどう?

助っ人の仕事ばかりでキャリアを積みにくいから

Webデザイナーの仕事といっても多種多様です。
気をつけなければいけないのが、
「本当にキャリアアップとスキルアップに繋がる仕事か?」という点です。

客先常駐のWebデザイナーはこの部分に課題を抱えることがほとんどです。
その原因はとっても簡単です。

客先常駐の場合、
・助っ人
・雑用
・ピンポイントの手伝い
・人数合わせ

などで呼ばれることが多い訳です。

そのためキャリアップに繋がりにくく、「ただ目の前の仕事をこなす人」になりがち。
また、外注の場合「教育してあげる」という環境は少ないため、成長の速度が遅くなるケースが多々あります。
(特に若い方の場合環境に大きく成長速度が左右されますからね)
キャリアを積みにくいだけでなく、環境要因で同世代より成長が落ちがちな点も大きなデメリットであることは見逃せません。

キャリアと成長。めちゃくちゃ大事だよ。

転職パンダ

今の現場や会社でどうなる?とちゃんと考えてみよう。

客先常駐をしていたWebデザイナーから話を聞きました

本日はよろしくお願いします。Webデザイナーとして常駐してたんですよね?
はい。色々な人脈を広げることができたのは良かったのですが、常駐先の仕事が作業に近い感じで、クリエイティブな仕事が出来なかった事と、自分のスキル領域を超える仕事があり、対応がとてもストレスというか、焦りみたいのがありました。
他には、年齢が上がって来ると若いデザイナーの評価が相対的に高くなり居づらくなるのかなとも思いました。高年齢は賃金に見合った豊富なスキルセットを持っていることが大事になるのかと思いました。
自分のスキルを試せる良い仕事だとは思いましたがその分スキルの習得が必要だと感じました
Webデザイナーの佐藤さん(仮名)
結局転職されたんですよね。
はい。転職後も大きく仕事は変わっていませんが、やりがいなどはたくさん増えました。
責任は増えましたが、その分評価につながり自分のスキルを活かすこともできてやりがいを感じました。
時間に余裕ができたのが大きかったと思います。
その後、独立して今はフリーランスとして仕事をしていますが、その時の経験が今でも生かされています。
Webデザイナーの佐藤さん(仮名)
給与も転職によって30%アップとのこと、転職してよかったですね。

まとめ

Webデザイナーが客先常駐をやめるべき理由についてまとめてみました。
客先常駐の危険さに気がついた賢明な皆さんはすぐにでも転職活動を始めるべきです。
理由はいくつかあります。
・若いほうが市場価値が高く転職しやすい
・客先常駐SEは低年収が多いため、容易に年収がアップできる
・40代になると転職先の選択肢が非常にせまくなってくる

などなど。
転職は少しでも若いほうが簡単なのは言うまでもありません。
また、若い時期の就職企業が生涯年収を大きく左右します。いかにここに気がつき早く転職活動するか、というのが派遣SEにとってのポイントになります。

生涯年収に影響があると思うと早く動かなくちゃ!となるよね。

転職パンダ

客先常駐から脱出するためには?

さて、では客先常駐からの転職先はどういった企業が好ましいのでしょうか?
・自社開発
・大手企業
・定年まで働ける
・40代以降も活躍できる

このあたりをキーワードに企業を探してみるといいでしょう。

また、情報収集と転職活動においては、転職サイトよりも転職エージェントを利用することをおススメしておきます。
理由は簡単です。
・転職サイトは企業が掲載しているため企業によって都合のいい情報ばかりになってしまう
・転職エージェントは社員の声や生の情報、企業をよく知るエージェントから生きたアドバイスがもらえる

からです。

特に若いSEは失敗しないためにエージェントに相談しながら転職活動をするのが無難だよね。

転職パンダ

転職エージェントの情報はネットにたくさんありますので、自分にあった会社をみつけてみてください。
せっかくなので当サイトおススメのエージェントも紹介しておきますのでよかったら参考にしてみてください。

 

まずは登録して相談だね。自分にあったエージェントを見つけよう。

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